「テレワークでは仕事がはかどらない?」アドビ株式会社が未来の働き方に関する調査を7ヵ国で実施 |HR NOTE

「テレワークでは仕事がはかどらない?」アドビ株式会社が未来の働き方に関する調査を7ヵ国で実施| HRNOTE

「テレワークでは仕事がはかどらない?」アドビ株式会社が未来の働き方に関する調査を7ヵ国で実施

アドビ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:神谷知信)は、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア、ニュージーランドの7カ国を対象に、未来の働き方に関するグローバル調査を実施しました。

調査結果によると、テレワークの導入でライフワークバランスが向上した一方で、紙業務が多く残る日本では「オフィス外での仕事環境向上」が課題になっているため、「仕事がはかどらない」と感じている方が多くなっています。

調査概要
  • 調査方法
    :インターネット調査
  • 実施対象
    3,404人(日本: 500人、アメリカ: 501人、イギリス: 500人、ドイツ: 501人、フランス: 500人、オーストラリア: 502人 ニュージーランド: 400人。従業員数1000名以上の企業に勤める男女。
  • 調査期間
    :2021年4月30日~2021年5月28日

調査結果 詳細

今回の調査では、テレワーク導入よりワークライフバランス向上したと答えた人が日本を含めグローバル全体多くなった一方で、日本では「テレワークではオフィスほど仕事はかどらない」答えた人が調査対象国中で唯一多数占めました。

アドビ昨年おこなった調査では、「判子書類へのサイン、オフィス保存してある紙書類確認するため、6割以上方がテレワーク中にやむなく出社した経験ある」と回答しており、このようなオフィスでしかできない紙を使った業務が、テレワーク環境下仕事効率化妨げなっていることが考えられます。

オフィス外でも効率的仕事に取り組める環境を整えるためには社内の紙文書デジタル化鍵になります今回の調査で明らかになった主な結果は、以下の通りです。

  • テレワークの方がオフィス勤務より仕事がはかどる:グローバル平均69.1%、日本42.8%と、調査対象国の中で日本が唯一「テレワークではオフィスほど仕事がはかどらない」が多数派に
  • 雑務にかける時間の割合は、日本の35.5%が調査対象国の中で最大
  • 効率化したい作業、日本の回答者のTop3は「紙文書の作成・確認作業(71%)」、「ファイル管理(70.6%)」、「ファイル検索(62.6%)」

①日本は「テレワークにより仕事がはかどらない」人の割合が7か国中トップ

新型コロナウイルス感染症拡大影響で、テレワーク導入する企業が増えている中、「テレワークよってワークライフバランス向上しましたか?」と問いに対し、グローバル平均で85.5%、日本でも73.0%「向上した」回答しています。

しかし、その一方で、「オフィス勤務よりテレワーク方が仕事がはかどりますか?」質問には、グローバル平均で約7割「そう思う(69.1%)」答えたのに対し、日本で「そう思う」回答したのは7カ国最も低い42.8%留まりました。

このことから、日本の回答者は、テレワーク環境オフィスほど効率的に仕事ができていないことが分かります。

②日本は雑務にかける時間が最も長い。作業効率化のためのデジタルツール導入が必要に

また、下図のように、全体の業務時間中で雑務にかける時間の割合を聞いたところ、7カ国中で日本が最も雑務に時間をかけていることが分かりました。

作業効率化ためにデジタルツール導入してほしいタスク聞いたところ、日本では1位「紙文書作成確認作業 71.0%)」、2位「ファイル管理(70.6%)」、3位「ファイル検索(62.6%)」という結果なっており、多くの人がより効率的に仕事を進めるためのツール導入を望んでいることがわかりました。

つまり、紙を使った業務多く残る日本では、紙文書デジタル化がテレワーク体験向上の鍵になると考えられます。

③企業のデジタルツールやテレワーク導入の有無は、求職者の企業選びの軸にも影響

最後に、来年の転職意欲について尋ねたところ、日本でも転職を考えている人が39%4割近くもいることがわかりました。

「年収や仕事内容が変わらないとすると、転職したい理由はですか?」との質問に対し、グローバル平均でも日本でも半数以上の人が「ワークライフバランス」、「仕事のスケジュール自分でコントロールできる」、「テレワーク選択できる」、「作業効率化ためのツール導入している」ことが重要だと捉えています。

企業側とってより良い人材を確保するためには、ワークライフバランス、裁量権、テレワーク環境、デジタルツール導入が鍵であることを示唆しています。

まとめ

今回の調査結果受け、アドビ株式会社マーケティング本部バイスプレジデントの秋田夏実氏は、次のように述べています。

「ワークライフバランス向上は、持続可能な働き方を実現する上で非常に重要です。今回の調査では、テレワーク導入がワークライフバランス向上に大きく寄与することが分かった一方で、日本ではテレワーク下で仕事に集中することを困難に感じる人が多くいることも明らかなりました。オフィス働くのと同じようにテレワーク仕事を効率的に行うには、クラウドサービス電子サインなどのデジタルツール導入し、オフィスしかできない紙を使った業務をなくすことが必要です。アドビでは、今後も企業のデジタル化支援することで、日本の働き方改善に寄与してまいります。

紙の書類やプロセスをデジタル化することで、テレワークをより効率的におこなうことができるような体制を構築することが非常に重要となっています。

アドビでは、PDFテクノロジー基盤にクラウドモバイル環境でのデジタルドキュメント閲覧、編集、共有および文書業務そのプロセス効率化するクラウドソリューション「Adobe Document Cloud」提供しており、無料スキャンアプリ「Adobe Scan」紙の文書をデジタル化し、印刷情報をデータとして再利用や、場所デバイスを問わず効率的複数関係者でのレビューすることができます。

また、電子サイン「Adobe Sign」活用することで、書類確認承認作業出社することなく実施できます。

テレワークにも効くアドビクラウドソリューション詳細について知りたい方は、こちら参照ください。

アドビ株式会社について

アドビは、「世界動かすデジタル体験を」ミッションとして、3つクラウドソリューションで、優れた顧客体験提供できるよう企業・個人お客様支援しています。Creative Cloudは、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上 デスクトップアプリモバイルアプリ、サービス提供しています。

DocumentCloudでは、デジタル文書作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイス関わらず文書やり取り共同作業安全に行えます。ExperienceCloudは、コンテン管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマース対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的成功を推進する優れた顧客体験提供支援しています。これら製品、サービス多くで、アドビ人工知能(AI)機械学習プラットフォームであるAdobeSensei活用しています。

アドビ株式会社米AdobeInc.日本法人です。

日本市場おいては、人々の創造性解放するデジタルトランスフォーメーション推進するため、「心、おどる、デジタル」いうビジョンもと、心にひびく、社会つながる、幸せなデジタル社会の実現目指します。

アドビ関する詳細な情報は、webサイトhttps://www.adobe.com/jp/about-adobe.htmlご覧ください。

(参照元:アドビ、未来の働き方に関する調査を7カ国で実施