上司に言われて、やる気をなくした9の言葉 |HR NOTE

上司に言われて、やる気をなくした9の言葉 |HR NOTE

上司に言われて、やる気をなくした9の言葉

  • 組織
  • 組織・その他

640

皆さんは、上司や先輩からの「何気ない一言により、腹が立った。一気にやる気を失った。」という経験はありますでしょうか。

たかが一言、されど一言。 部下や後輩を指導する上でのその一言が、ポジティブな感情を生み出すのか、ネガティブな感情を生み出すのか、左右することもあります。

もちろん、時には叱咤激励も重要です。ただ、叱ることは信頼関係を築いてからおこなうべきでしょう。 余計な一言で人間関係を難しくしてしまうことは避けたいものです。場合によっては「パワハラだ」と言われてしまうことも・・・。

そこで今回は職場で言われてやる気を無くした言葉をまとめてみました。 マネジメントの参考になれば幸いです。

社員のやる気は何%?
無料で気軽に!エンゲージメントチェックシート

組織調査の第一歩であるエンゲージメントチェックシートを無料で配布しております。組織全体・社員個人のエンゲージメントの状況を可視化し、離職率改善にお役立てください!

上司に言われて一気にやる気を無くした言葉

single-930309_640

「使えないなあ」

自分を否定されたような気持ちになり、非常にショックです。
本人にやる気がないのは問題外ですが、やる気があって頑張っているのであれば、そのような言葉は使うべきではありません。
ただ、言われた方も自分の何が悪かったのかきちんと原因を振り返りましょう。

「ちゃんと考えた?」

自分なりにはよく考えたつもりでも、先輩・上司から見るとまだまだ物足りないことは多々あることでしょう。
ただ、頭ごなしに否定せずに「こういう見方はどう?」「こういうふうに考えるとどうかな」と歩み寄る姿勢をみせてはいかがでしょうか。

「言われたことだけやってればいいんだ」

自分の存在意義や何のために仕事をしているのかがわからなくなり、不満につながりやすくなるでしょう。
せめて、感謝の気持ちや、その仕事をやる意味などを伝えていきましょう。

「これだからゆとりは・・・」

彼らは、好きで「ゆとり教育」を受けてきたわけではありません。
また、優秀な人材はいつの世代にも数多くいるものです。ゆとりは本当に関係あるのでしょうか。安易に「ゆとりだから」と言われることに嫌気が差していることでしょう。

「お前は気楽でいいよな」

「いやいや確かにあなたのほうが忙しいでしょうけれど、こっちもこっちなりに必死なんですよ」という声が聞こえてきそうです。
お互いの頑張りを認めて信頼関係を築いていきましょう。

「そんなこと常識でしょ?」

「常識ってなんだよ」っていうのが本音でしょうか。
本当に一般的なのか、何を根拠にそう言っているのか、納得感につながらないケースも多々ある模様です。

「期待した俺がバカだった」

仕事で成果を出せなかった自分がもちろん悪いのですが、このように言われてしまうと、「勝手に期待して、勝手に失望されても困る」という感情が沸き起こってくるでしょう。

次につながるようなフィードバックをしてあげるべきです。

「自分勝手にやるな→自分で考えてやれ!」

「え、どっち・・・?」と、どうやって報連相したら良いか、もう迷いの森ですね。
上司は自分の発言に責任を持つのと同時に、報連相に関しても明確にしてあげましょう。

「うちの会社はこういうものだからしょうがない」

「新しいことにチャレンジしていきたい、成長していきたい」という部下の意欲を無くすことにつながるかもしれません。
「例え今はこういう状況で難しいけど、一緒に頑張ろうぜ」といった気概を見せていきたいものです。

最後に

men-887501_640

いかがでしたでしょうか。

部下や後輩のモチベーションをどのようにマネジメントしていくか、ということは非常に難しいことですが、何気ない失言がやる気を損うことにつながり、生産性を下げるといったことは避けたいところです。

小言を言いたい時もあるかもしれませんが、ぐっとこらえて、労いの言葉や感謝の言葉など、まず別の言葉をかけてみてはいかがでしょうか。

人事業務に役立つ最新情報をお届け!メールマガジン登録(無料)

HR NOTEメールマガジンでは、人事/HRの担当者として知っておきたい各社の取組事例やリリース情報、最新Newsから今すぐ使える実践ノウハウまで毎日配信しています。

メルマガのイメージ

関連記事

見えない「隠れ介護」にどう向き合う?──企業人事が知っておきたいリアルと両立支援の第一歩|チェンジウェーブグループ木場

見えない「隠れ介護」にどう向き合う?──企業人事が知っておきたいリアルと両立支援の第一歩|チェンジウェーブグループ木場

企業として、仕事と介護の両立支援を行う必要性はわかっている。それでも、いま目の前で困っている社員が見えないと、「何から始めればいいのか」「どこまで踏み込んでいいのか」と迷ってしまう。そしてつい、優先順位が下がってしまう─ […]

  • 組織
  • 組織・その他
2025.05.14
金井 一真
人的資本経営を成果に結びつけるために重要な「プロアクティブ人材」とは?|「プロアクティブ人材」育成実践術 #1

人的資本経営を成果に結びつけるために重要な「プロアクティブ人材」とは?|「プロアクティブ人材」育成実践術 #1

なぜ、人の自律性が高まらないのか。なぜ、職場から新たな挑戦が生まれないのか。経営者や管理職の皆様からこうした悩みを最近特に聞くようになりました。 「自律」や「挑戦」といったキーワードは組織・人材マネジメントにおいて昔から […]

  • 組織
  • キャリア開発
2025.05.13
金井 一真
「革新的な組織」に共通する条件|イノベーションを生むために人事は何ができるか?【HR NOTE CONFERENCE 2024基調講演】

「革新的な組織」に共通する条件|イノベーションを生むために人事は何ができるか?【HR NOTE CONFERENCE 2024基調講演】

組織の成長には、イノベーション(創造性)が欠かせません。しかし、イノベーションを生み出しやすい組織を作るには、具体的に何をすればよいのか悩んでいる人事担当者も多いのではないでしょうか。 HR NOTEでは、2024年10 […]

  • 組織
  • 企業文化・組織風土
2025.05.13
金井 一真
“ファミリーキャリア”という視点から考える、社員のキャリア支援|Your Patronum 森数

“ファミリーキャリア”という視点から考える、社員のキャリア支援|Your Patronum 森数

「最近、昇進や異動を控える社員が増えている気がする」 「育休復帰後のモチベーションが、どこか上がりきっていないように見える」 「本当にやりたい仕事を、あえて選ばない社員がいる」 ライフイベントが“起きる前”から、社員がキ […]

  • 組織
  • キャリア開発
2025.05.12
森数美保
【ミドルマネジャーのオーバーワークを乗り越える4つのアプローチ#1】現代のミドルマネジャーの置かれた環境|リクルートマネジメントソリューションズ

【ミドルマネジャーのオーバーワークを乗り越える4つのアプローチ#1】現代のミドルマネジャーの置かれた環境|リクルートマネジメントソリューションズ

ミドルマネジャー(課長層、以下マネジャー)の過重負担や長時間労働、業務の難しさなどが、多くの企業で問題となっています。 「マネジャーは罰ゲームだ」「マネジャーになりたくない人が増えている」「マネジャー限界説」などの声もよ […]

  • 組織
  • 人材育成・研修
2025.05.07
金井 一真

人事注目のタグ