会社を作る前に | 従業員が仕事に本気になれる7ステップ |HR NOTE

会社を作る前に | 従業員が仕事に本気になれる7ステップ |HR NOTE

会社を作る前に | 従業員が仕事に本気になれる7ステップ

  • 組織
  • エンゲージメント

640ポケットにて

こんにちは!HR NOTE編集部です。

今回は、従業員が本気で働く会社をつくるためにどのような組織づくりを行うべきか、Zenefitsのコンテンツマーケティング部門のシニアマネージャーであるSonja Jacobさんの記事を紹介します。

Zenefitsのブログ内でシェア数が多かった記事で、主に採用に関する内容となります。

【Zenefitsとは?】

会社名:Zenefits FTW Insurance Services

本社:サンフランシスコ

創業:2013年

給与計算・健康保険の管理など、人事業務を効率化してくれるオンラインツールを提供。

サービス開始から2年で時価総額45億ドルという評価の急成長企業です。

URL:https://www.zenefits.com/

OKRを活用して従業員のエンゲージメントを高めよう
OKRという用語をご存じでしょうか?OKRとは目標の設定・管理方法のひとつで、Objectives and Key Results(目標と主要な結果)の略称です。これを導入することで従業員の目標意識やモチベーションを高めることができます。OKRの導入をご検討されている方は是非ご活用ください。

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「人的資本経営」「ウェルビーイング」「DEI」といったトレンドワードが、HR領域だけでなく社会全体に拡がり始めた昨今。自社組織に漠然と"停滞感"を感じ、うちは取り残されていないだろうか?」「何かやらないといけないのでは・・・といった不安や悩みを抱える人事・経営者の皆様も多いのではないでしょうか。

本カンファレンスでは、HR領域の有識者の皆様に、様々な組織課題を解決するためのアプローチ方法について解説いただきます。強い組織を育む企業が実践している事例には、組織強化に必要な考え方や人事が果たすべき役割について学べるポイントが多くあります。ぜひ有識者の皆様と一緒に、組織を強化する「共通原理」について考えてみていただければと思います。

従業員が本気になる会社を作るための7つのステップ

640ペン

Sonja Jacobさんの記事によると、組織づくりにおいて「正しい人材を雇う」ことが重要で、そのために7つのステップがあるとのことです。

7つのステップとはどのようなものか、以下にまとめました。

1. 決して焦らないこと

自社に合った人材の定義は各社異なりますが、求める人物像に見合った候補者を採用するまでは、根気強く採用を続けていくことが大切です。

特にスタートアップの企業であれば、人事担当者は採用以外の業務も同時に行うこともあるかと思いますが、採用に意識を集中することが必要です。

ここが疎かになると、採用した人材のパフォーマンスが発揮できずに早期離職につながり、描いていた方向性と違った組織ができてしまう恐れがあります。

2. 優れたチームをつくるために

採用には技術的能力の側面と企業文化との適合性、その両面において検討し選別することが求められますが、何よりも「あなたが雇おうとしている人材だったら誰であれ、その人と長い時間を一緒に過ごしたい」と思える候補者を採用することが重要です。

候補者の普段の人柄を見極め、一緒に働くイメージが湧くかどうかにも注目していくと良いでしょう。

3. 未来を創造できる候補者を選抜する

楽しいとき、状況が良いときにだけ仕事にしっかり取り組める従業員を求めてはいけません。状況が芳しくない、嫌気が差すような状態でも、その状況を楽しめるような従業員を探しましょう。

過去に苦境に直面しそれを乗り越えたことがある人たちは、肝が据わっていてハングリーで、光る何かを持っている傾向があるとのことです。

打たれ強さを見せる候補者を選抜することで、根性があり、人の気持ちがわかる心意気も備えたチームをつくれるでしょう。

4. 従業員に仕事を任せるために

特に、スタートアップ期間に従業員に仕事を任せるというのはとても難しいことで、そのためにビジョンの統一が鍵となるとのことです。

ビジョンの統一に向けて、とにかく口うるさいくらいにチームの目的についてコミュニケーションを取り、並行して従業員アンケートを実施しながら従業員の幸福度を高めることを最優先事項として考えることの必要性を説いています。

5. 「賢い」候補者ばかり、選んではいけない

「賢い人材は欲しいが、チームにとって”毒”になるのであれば必要はない」

社内の誰もが前に進むことだけを考えるような勢いが必要な、スタートアップやスモールビジネスで候補者を採用するときに、当てはまる教訓とのことです。

一定のスキルは必要ですが、チームのために仕事を前に進めることに心からわくわくできるような、利他心を持った、ある種の自我を手放すことができる候補者を探すことが重要です。

6. 多様性を受け入れるマインドを持った候補者を採用する

急速に企業成長しているときは、個人のつながりから、もしくは過去にうまくいった成功体験にもとづいて、自社の従業員と似ている候補者を採用してしまいがちです。

しかし、採用チームおよび企業の意思決定者は、チーム作りの初日から“多様性”を意識することが大切だとここでは言っています。

「多様性が豊かな組織に人は惹かれます。もしこのことを意識できたら、リクルーターとして強力な武器になるでしょう」

7. 学びを愛する候補者を探す

常に学び続け、読書をし、プロフェッショナルとして高みを目指す候補者は、当然欲しい人材でしょう。

そのような人材は成長しなければ気が済まず、更なる挑戦の機会を必要としています。自分自身に課すハードルを常に上げ突き進む姿は、チームにとっても良い影響を与えるでしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。

Zenefitsは人事業務に関する記事や、従業員の生産性向上に関する記事などを取り上げています。

今後も皆さまの業務に役立てる記事をピックアップしてご紹介できればと思います。

【参考】
https://www.zenefits.com/blog/build-a-company-employees-believe-in/

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