こんにちは!編集長の根本です。
突然ですが、みなさんは本記事のタイトルをご覧になり、何を言っているのかご理解いただけましたでしょうか。
今、就活生の方々はこのような略語を使って就活を行っています。
一見すると「??」となりがちですが、聞けば「なるほど」と思うものばかりで大変興味深いです。
そこで今回は、就活関連の略語に関していくつかご紹介させていただきます。
学生が使う就活関連の略語とは?
面接の後に、人事担当者がエレベーターまで学生の見送りをすることを意味します。
国家公務員試験で不合格者はエレベーターまで送られることをエレオクと呼んでいたことに由来しています。
このため、エレベーターまで見送りがあると面接に落ちたという印象を持つ学生が多いとのことです。
【使用例】
エレオク決まった これは不採用ですわ
— てぃあんご (@Teiango39) 2016年5月13日
学生時代に力を入れたことです。
面接で聞かれたり、エントリーシートで記入を求められたりすることの多い項目となります。
部活、サークル活動、アルバイト、インターン、ゼミでの研究などのエピソードが挙げられます。
ちなみに自分はどうだったか振り返ると「すっごいありきたりな普通のこと話していたな」という記憶がよみがえります。
【使用例】
自分の強みと
ガクチカどっちもバイクなんだけど、、、
良いんかな?wwwwww— じゅんじゅん(♂) (@AghySnow) 2016年7月12日
実家などに電話をして、親御さんに内定の確認を取ることです。
ご存知のように、子供の就職活動に対する保護者の接し方が変わってきています。
入社後に親御さんからのクレームが発生することがあり、内定辞退につながる恐れもあるため、入社前に本当に問題ないのかを学生から親御さんに確認してもらうようにお願いする企業が増えてきています。
【使用例】
会社の人もわざわざ親に入社の確認するとか大変やな。オヤカクってなんなんやし□
— 栗田 麗 (@reikuri43) 2016年4月21日
セミナーや説明会で、質疑応答で質問の際によく言われる「本日は貴重なお話をしていただき感謝します。」を略したものです。
私の周りで、初見でこの単語を聞いた方で意味を理解していた方は0名です。(11名中11名が「??」となりました)
なお、キチョハナカンシャというグループ名で、就活アイドルが活躍しています。
http://kichohanakansha.com/
【使用例】
説明会なう。本当に質問するとき「キチョハナカンシャ」って言うのな。
— けんたろ (@k_nt_r_) 2014年5月26日
選考に落ちた場合のメールには、「貴殿のますますのご活躍をお祈りいたします。」などの文言が入ることが多いため、不採用の連絡がお祈りメールと言われるようになっています。
サイレントお祈りとは、長期間にわたって合格とも不合格とも連絡されずに不合格となるパターンです。
合否がわからず不安のまま日々を送ることになるため、学生にとって不満が生じやすくなります。
ちなみに、学生から企業に選考の辞退を申し出ることを「逆お祈り」や「お祈り返し」などとも言います。
【使用例】
1週間経って連絡来なかったらサイレントお祈りだと思って
— おじょー (@joe_ohtsui) 2016年7月26日
内定を出した企業が、「就活終われハラスメント」をすることの略で、学生に他社の選考辞退など就職活動を終わらせることを強要することを指します。
こちらは、ニュースでも度々取り上げられており、問題視されています。
あくまでも学生が納得した上で内定承諾をしてもらうことが重要です。
【使用例】
どうしよ (笑)
進路決めるってむずすぎて怖すぎてオワハラにあってるなう 辛
— はいごろうさん (@popopongakuen) 2016年7月26日
最終面接で不合格となった翌日に他社の説明会に行くことを意味します。
精神的なダメージを抱えながらも次へと向かう姿勢がリハビリに似ていることから名づけられた模様です。
少しでもネガティブをポジティブに変えていこうという学生たちの想いが感じとれます。
【使用例】
リハビリのために、あわよくば採用されたらいいな。って受けた面接、ふつうに落ちたので俄然やる気出てきた。
— ねこぜ (@nico_yzr) 2014年2月2日
OB、OG訪問や企業の情報収集など、就職活動でFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを活用することです。
ソーシャルメディアを利用するという点に加え、双方向コミュニケーションという意味でも用いられます。
企業の採用情報や企業情報がFacebookやTwitterにしばしば投稿されているため、SNSは就活にはずせないツールとなっています。
【使用例】
やっぱりなんだかんだファッションプレスがやりたい、、ソー活大切だな就活やりなおそうm(__)m
— miya (@miicom5) 2015年7月18日
選考に残っている企業数のことを意味します。
「持ち駒が多い、減ってきた」など学生同士の会話で使用されます。
【使用例】
またまた最終面接で落ちたぜい持ち駒ゼロだぜい
— ぱぴ (@Asu548R) 2016年7月22日
グループディスカッションなどで、非常識な発言をして場の空気をめちゃくちゃにすることを指します。
人気ゲームのドラゴンクエストに登場する自爆呪文「メガンテ」が由来となっており、メガンテを唱えると自らの命と引き換えに大爆発を起こし敵を砕けさせるということからこのように呼ばれています。
【使用例】
GDでメガンテくらったわ
— nnt_bot (@nnt_bot) 2016年7月26日
就職活動中に出会いがあったりして、恋人ができることです。
不安や悩みを相談しあえるような相手がいれば、就職活動もより楽しく乗り切れるのではないでしょうか。
ただ、明らかに恋愛に夢中になってしまい、就活を疎かにすることはもってのほかです。
【使用例】
面接一緒に受けて梅田とか三宮まで一緒に帰るみたいなのはよくあるけど、そこからさらに番号交換してリクラブ(笑)にまで発展はなかなかない
— し (@momomo417) 2015年3月16日
同じ企業の会社説明会に繰り返し顔を出すことです。
「説明会営業」も同義で使用されるとのことです。
特に金融業界でよく見られる傾向があり、本当かどうか真偽は定かではありませんが、説明会への参加回数がその後の選考に関わってくる模様です。
【使用例】
恋人が就活金融スタンプラリー(説明会、セミナーなどの参加回数が選考に直結する)に参加していて南無…ってなってる…金融受けなくてよかった…
— 無題 (@onakapeco2047) 2016年4月3日
「無い内定」つまり、いまだに内定が貰えていない状況や就活生を指します。
「内々定」をもじったネットスラングで、ネット上でよく使われる単語です。
【使用例】
今だにNNT就活生のツイート見てると心にくる…頑張って
— えじまる@ポケGO 赤 陣営 (@ejimaru_LL) 2016年7月10日
面接でよく実施される、「グループディスカッション」を略したものです。
メモなどでは「GD」と略して使われます。
【使用例】
グルディスって意気込んで行くとダメなんだな。
適当に話す場だと思ってたほうがよっぽど話せる。— ** MiKuan(一応テスト期間中) (@238_Nnmykn) 2016年7月9日
最後に
いかがでしたでしょうか。
このような就活生が活用するワードを理解することで、説明会や面接の対応の役に立つこともあるかもしれません。
就活生の距離を縮めるための何かしらのヒントとなれば幸いです。