学生が選ぶ、これからの日本をつくる働き方とは|Work Story Award 2017 | 人事部から企業成長を応援するメディアHR NOTE

学生が選ぶ、これからの日本をつくる働き方とは|Work Story Award 2017 | 人事部から企業成長を応援するメディアHR NOTE

学生が選ぶ、これからの日本をつくる働き方とは|Work Story Award 2017

  • 組織
  • ワークスタイル

※本記事は、主催企業や登壇者/登壇企業に内容を確認のうえ、掲載しております。

こんにちは、HR NOTE編集部 野上です。

2017年12月7日に『働き方を選択できる社会づくり』の実現を目指す一般社団法人 at Will Workが主催となり「これからの日本をつくる100の働くをみつける」ためのアワード『Work Story Award』が開催されます。

今後さらに『働き方』の多様化が進んでいく中で、働き方を自由に選択できるような社会の実現にむけて、多くの企業がより良い働き方や環境を提供できるように試行錯誤をしています。

このWork Story Awardでは、一般社団法人at Will Workの働きかけのもと、160の企業や、組織、グループなどから、実際に取り組んでいる『働き方』を募集しました。その取り組みの中から、各テーマや審査員特別賞などを含み20の受賞がおこなわれます。

今回はその20の受賞の中の1つ「20代の大学生が選ぶWork Story賞」の審査会の取材をさせていただきました。この賞は『OfferBox』を運営している株式会社i-plugがスポンサーをしており、これから社会人になる13名の現役大学生が「BOOK LAB TOKYO(東京都渋谷区)」でそれぞれの意見を出し合いながら、受賞ストーリの選考がおこなわれました。

日比谷 尚武(ひびや なおたけ) |Sansan株式会社 コネクタ / Eightエバンジェリスト、Sansan 名刺総研 所長(株式会社PR Table 社外取締役 / 兼 一般社団法人at Will Work 理事)

慶應義塾大学環境情報学部卒業後、NTTソフトウェアに入社。電子マネーの実証実験プロジェクトなどを担務。その後、ベンチャー企業での役員を経て、Sansanに入社。マーケティング、広報などを経て、社外の人材や知見を、社内の課題解決のためにつなげる「コネクタ」職として活躍。2016年12月に独立し、Sansanと業務委託契約を結びつつ、PR Tableの社外取締役、at Will Workの理事としても活動している。

【豪華ゲスト多数登壇!】変化に負けない「強い組織」を育むためにHRが果たすべき役割を考える大型カンファレンス『HR NOTE CONFERENCE 2024』

「人的資本経営」「ウェルビーイング」「DEI」といったトレンドワードが、HR領域だけでなく社会全体に拡がり始めた昨今。自社組織に漠然と"停滞感"を感じ、うちは取り残されていないだろうか?」「何かやらないといけないのでは・・・といった不安や悩みを抱える人事・経営者の皆様も多いのではないでしょうか。

本カンファレンスでは、HR領域の有識者の皆様に、様々な組織課題を解決するためのアプローチ方法について解説いただきます。強い組織を育む企業が実践している事例には、組織強化に必要な考え方や人事が果たすべき役割について学べるポイントが多くあります。ぜひ有識者の皆様と一緒に、組織を強化する「共通原理」について考えてみていただければと思います。

働き方は時代の外部環境で変わるもの

日比谷氏:『働き方改革』という言葉がここ2年間ぐらいで社会にかなり浸透してきています。

しかし、この『働き方改革』のような取り組みはこの数年で始まったことではなく、今までずっと取り組まれてきたことなんです。

その原因の1つに労働人口の減少があります。これまでの働き手が余っていた時代のルールでは、社会が上手く回らなくなってしまったことがあげられます。

働き方は常に時代の外部環境によって変わっていくものなんですが、企業や社会も一度決めてしまったルールを変えることができずに、時代とのズレができてしまったんです。

そのズレが貯まりに貯まってきたものが、残業問題や過労死などの事件を引き起こす結果となりました。そこで、国が『働き方改革』を打ち出し、いろいろな働き方や、多様なワークスタイルがいま求められるようになっています。

学生にアワードを選んでもらう理由

日比谷氏:働き方は時代によって変わっていくものなので、今の大学生が社会に出たときには、上司や、親戚などいろいろな人たちから「キャリアってこうなんだよ」「働くってこういうことなんだよ」と言われることがあると思います。

しかし、その考え方は、今の時代に当てはまらないかもしれませんし、これからの社会には通用しないかもしれません。

だから、学生たちにが社会にでたときには、今までにはなかった「新しい働き方」を選ぶことができるようになってほしいと思い、学生のみなさんに『Work Story Award』の審査をしてもらうことになりました。

学生審査員には、集まってきた160の「働き方」のストーリーから、「一番スゴイ!」「一番偉い!」といった観点でアワードを選んでいただくのではなく、「自分にとって、この働き方は面白いな。」「こういうのは、楽しそうだな」という観点でアワードを選んでいただきたいです。

20代の大学生が選ぶWork Srory賞

事前に160のエントリーが20まで絞り込まれた「Work Story」の中から、13名の大学生審査員が以下の7つのポイントを基準に審査をおこなっていきました。

【審査基準の7つのポイント】

  • 具体性
  • 実現的可能性
  • 展開性・汎用性
  • リアリティ
  • 画期性・独創性
  • 経営的制度
  • 社会的なインパクト

この7つのポイントが重要な指標にはなっていましたが、日比谷氏の話の中にもあったように、学生たちがストーリーを目にした時に「ワクワク」を感じることができるかどうかを主軸に、ディスカッションが進められていました。

参加している大学生の中には、多様化している働き方に興味がある学生が多く

働き方が増えてきている中でどのような意見があるのかを知りたい

社会で活躍するためにはどんな働き方がふさわしいのかを知りたい

と言った、これからの時代にふさわしい疑問や悩みをもった学生たちが集まっていました。

学生たちはディスカッション形式で審査をおこない、

1企業が良い取り組みをおこなっていても、国全体の働き方や水準が上がるわけではない。国や自治体が事例を制度として落とし込み、国全体に浸透させなければ働き方改革にはつながらないと思う

働き方改革は、休暇を増やすことや、残業を減らすことじゃなく、働く一人ひとりの価値を上げることが重要だと思う。従来のルールのまま働き方改革を進めても人の価値が変わらない気がする

などの意見を出し合いながら、1つひとつのストーリーと真剣に向き合い、約4時間をかけて20の「Work Story」の中から1つの「20代の大学生が選ぶWork Story賞」を決定しました。

果たして学生が選ぶストーリーはどのようなものなのでしょうか?

ここで選ばれたWork Storyは12月7日に開催される『Work Story Award 2017』の授賞式にて発表がされます。

『Work Story Award』では、「20代の大学生が選ぶWork Story賞」の他にも、「テクノロジー・AI」「健康」「人材育成」「イノベーション」「採用・人材獲得」など、事前に準備されている10のテーマからの受賞や、審査員特別賞などを含め20のストーリーが受賞されることになっています。

HR NOTEでは授賞式当日の模様と、受賞された各ストーリーの紹介を記事にする予定です。

※Work Story Award 2017に関する詳細はこちらから!
Work Story Award 特設サイト

※Work Story Award 2017当日のレポートはこちら!
これからの日本をつくる、100の“働き方ストーリー”を選出|『Work Story Award』とは?

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