シリコンバレーに行ってみた|スタンフォード大学、Apple、Google、Facebookをまわって感じたこと |HR NOTE

シリコンバレーに行ってみた|スタンフォード大学、Apple、Google、Facebookをまわって感じたこと |HR NOTE

シリコンバレーに行ってみた|スタンフォード大学、Apple、Google、Facebookをまわって感じたこと

  • 編集部より

※本記事は、インタビューを実施したうえで記事化しております。

みなさん、こんにちは。HR NOTE編集長の根本です。

先日、2018年の1月18日に渡米し、有名IT企業が集うシリコンバレーにいって参りました。

今回は、アポなし弾丸自己流ツアーでしたが、シリコンバレーで見てまわった企業や施設について簡単にまとめています。実際に現地で感じたリアルをお伝えできればと思います。

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そもそもシリコンバレーとは?

シリコンバレーはアメリカ西部のカリフォルニア州、サンフランシスコ沿岸周辺に位置しています。

そもそもシリコンバレーとは、どのような地域を指すのでしょうか。wikipediaによると、以下のように定義されています。

シリコンバレー(Silicon Valley) は、アメリカ合衆国カリフォルニア州北部のサンフランシスコ・ベイエリアの南部に位置しているサンタクララバレーおよびその周辺地域の名称。

特定の一箇所を公的に指す地名ではなく、ある程度広い地域一帯の通称として使用される。 名称は、多数の半導体メーカー(半導体の主原料はケイ素、英: Silicon)が集まっていたこと、および地形(渓谷、英: Valley)に由来する。

※wikipediaより

もともとは下の図のように、南側の部分をシリコンバレーと言っていたようで、そこにはFacebook、Google、Apple、intel、Yahoo!といった誰もが知っている超有名企業が存在しています。

一方、近年ではサンフランシスコ側にスタートアップ企業が進出しており、airbnb、UBER、twitter、pinterest、日本ではmercariといった企業が名を連ねています。

今では、こちらも含めて幅広くシリコンバレーと言われてきているみたいですね。

そして今回は、レンタカーを借りて南側の地域をまわることにしました。車でフリーハイウェイを通って30分~40分程度で到着することができます。

どこにどのような企業・施設があるのか、上記地図の赤い部分をさらに拡大してわかりやすくマッピングしたものが下の図になります。

こうして見ると、「意外と企業間の距離が近いのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、歩いてまわろうなどとは決して思ってはいけません。

企業・施設間の移動は車でも20分~30分かかると思ったほうがいいでしょう。より多くの企業を見てまわろうと思ったら、自由に移動できる車がベストかもしれません。

POINT:移動は車がオススメ

  • 企業間が意外と遠い。車で20分~30分かかるため、歩きは無理
  • 16:00くらいからハイウェイが混み始めるので注意
  • 電車だと、意外と空港から時間がかかる。駅から企業までの距離もある
  • タクシーはひとつの手だが、Uberを活用したほうが安くすむ
  • よほど時間がないかぎり、多くの企業をみてまわるのは難しい

 

それでは、実際に見てまわった企業・施設についてご紹介していきます。

実際に見てまわった企業・施設をご紹介

今回は、スケジュールの関係で時間がとれず、多くの企業を見てまわることができませんでしたが、スタンフォード大学、Apple、Google、Facebookと、主要どころはなんとかまわることができましたので、それぞれご紹介していきたいと思います。

1.スタンフォード大学|多くの起業家を生み出した名門大学!

  • 見学:割りと自由に見て回ることができる
  • ショップ:有り
  • 土地の広さ:★★★★★

スタンフォード大学は、サンフランシスコ国際空港から車で30分程度の距離に位置しており、誰でも敷地内に入ることができます。

130年にも及ぶ歴史があるアメリカでも屈指の名門大学で、今までに多くの起業家を輩出していることで有名です。

Googleの共同創始者であるラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、Yahoo!の共同創始者であるジェリー・ヤンとデビッド・ファイロなどが、著名な出身者として挙げられます。

さらに、Apple創業者であるスティーブ・ジョブズは、2005年にスタンフォード大学の卒業式でスピーチをおこない、大きな感動を巻き起こしています。

世界を牽引する優秀なリーダーを生みだしている大学の雰囲気はどのようなものなのか。シリコンバレーにきたら、是非立ち寄ることをオススメします。

 

建物は非常に歴史ある感じです。

 

芝生のスペースが至るところにあり、読書をしたり、パソコンをいじっていたり、ドローンを飛ばしていたり、遊んでいたりする方が大勢いました。

 

とにかく土地が膨大に広く、敷地面積ではモスクワ大学に次いで世界第2位の広さを誇るらしいです。

 

なお、大学内にはショップもあります。

ボールペンやノート、タンブラーといったものから、シャツ、ジャージ、パーカー、アメフトボール、バスケットボールまで品揃えが豊富。

ここでお土産を買うことができます。

2.Apple|新社屋「Apple Park」をARで見学!

  • 見学:新本社『Apple Park』には入れないが、隣接している『Apple Park Visitor Center』を見学することができる
  • ショップ:有り
  • 最先端感:★★★★★

上記の建物は、「宇宙船」「リング」などとも呼ばれている、Appleの新社屋『Apple Park』です。しかし、残念ながら敷地内に入ることはできず、さらに周りは木々に囲まれていました。

あまり周囲から覗かれないようにしているのかもしれませんね。ドローンを『Apple Park』上空に飛ばすと即撃ち落とされるなんて話も・・・。

 

本社に隣接する、『Apple Park Visitor Center』は見学可能。その名の通り、ビジター向けの施設となっています。

 

中に入っていきなり目に入ったのが、白い模型とそれに向かってiPadをかざしている人たち・・・。

 

実はこれ、「ポケモンGO」でも話題になった、AR(拡張現実)の技術が用いられており、iPad越しに『Apple Park』を見ることができます。

リング型の建物の中にさらに自然が広がっています。土地が広すぎる・・・。

 

さらに拡大すると、社屋の中まで見ることが可能!

実際に敷地内に入れなくても、この仕組みを通じて『Apple Park』の雰囲気を感じることができます。

 

奥に進むと、こちらは歴代のMac製品やiPhoneがずらり・・・。 iPhone 4Sなどを見て非常に懐かしい気持ちになりました笑。

 

AppleWATCHとHERMESのコラボ商品なんてものも。高級感がありますね。

 

ショップには、限定のデザインTシャツやバッグ、ノートなども販売しており、旅の思い出として購入することができます。

3.Google|ひとつの街のように企業が存在する『Googleplex』

  • 見学:社屋の周辺は散策可能
  • ショップ:有り(メインビルから少し離れたところにある)
  • フォトジェニックさ:★★★★★

Google本社は、通称『Googleplex(グーグルプレックス)』と呼ばれています。

総面積47,038平方メートルと、とにかく広大な土地にGoogle関連施設が立ち並んでおり、一つの企業というよりは一つの街のようになっています。

Google社員が知人にいないとさすがに社内に入ることはできないようですが、周辺を散策することは可能。

今回は、メインのビルを訪れてみました。少し進むといきなり恐竜の化石のオブジェが登場!インパクトありますね。

 

かわいい自転車も発見。Googleカラーでオシャレです。

 

次に車で少し移動して、『Google Merchandise Store』という、グッズを販売しているショップに到着。ショップでは自由に買い物ができます。

 

さらにショップの近くには、Androidのマスコットである、通称「ドロイド君」のオブジェがあります。意外とこの「ドロイド君」が何者なのか、知らない方が多いみたいですね。

 

キットカットとコラボしたドロイド君もいます。

 

こちらは、ジンジャーブレッドマンと言われるスイーツのオブジェ。

 

写真を見ているとお気づきかもしれませんが、非常にスイーツが多く目に入ります。

これには理由があり、GoogleはAndroidのバージョンごとにスイーツ名を用いたコードネームをつけているとのこと。

しかもそれはアルファベット順になっており、「バージョン1.5であればCからはじまるスイーツ」「バージョン1.6はDからはじまるスイーツ」といったイメージです。

では、今までどのようなコードネームがつけられているのか。詳細を以下にまとめてみました。

【Androidバージョンごとのコードネーム】

  • Android1.5|cupcake[カップケーキ]
    ここから正式にスイーツ名がコードネームとして使われるようになったとのこと。
  • Android 1.6|Donut[ドーナツ]
  • Android 2.0|Eclair[エクレア]
  • Android 2.2|Froyo[フローズンヨーグルト]
  • Android 2.3|Gingerbread[ジンジャーブレッド]
    生姜を使った洋菓子の一種。
  • Android 3.0|Honeycomb[ハニカム]
    蜂の巣の形をしたシリアル「ハニカム」が由来。
  • Android 4.0|Ice Cream Sandwich[アイスクリームサンドウィッチ]
  • Android 4.1/4.2/4.3|Jelly Bean[ジェリービーン]
  • Android 4.4|KitKat[キットカット]
  • Android 5.0/5.1|Lollipop[ロリポップ]
    棒付きのキャンディー。
  • Android 6.0|Marshmallow [マシュマロ]
  • Android 7.0|Nougat [ヌガー]
    ナッツを内部に包含した砂糖菓子の一種
  • Android 8.0|Oreo[オレオ]

4.Facebook|これだけは撮っておきたい「巨大いいね!」

  • 見学:知人がいないと社内に入ることは難しい。メインは上記看板の撮影のみ
  • ショップ:自由に購入できるところはない模様
  • シリコンバレーに来ました感:★★★★★

Facebookに関しては、自由に見学できるスペースがそこまで多くなく、「いいね!」の大きな看板で撮影するのがここではメインのようです。

しかし今回、まさかの渋滞につかまり、到着時はすでに19時。すっかり辺りは暗くなっていました・・・。

それでもめげずにパシャリ。

 

なお、Facebook敷地内はオシャレな街のようなつくりになっており、自転車で移動ができ、ゲームセンターやレストラン、カフェなどがあるようです。

機会があれば一度は訪れてみたいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は4つの企業・施設をご紹介しましたが、いずれもスケールの大きさを感じました。ここから世界を代表するサービスが生まれているのかと思うと、それも納得できるようなインパクトでした。

今回は社内まで見学することはできませんでしたが、社員が力を発揮できるための働きやすい環境が高レベルで整備されていると感じました。

なお、今回は観光メインで各地をまわりましたが、本格的な学びを求めている方は、各企業にツテがないとあまり実りあるものにならないかもしれません。

実際に社内に入ったり、社員と話したりする機会は、アポなしでの訪問ではそうそう簡単にはつくれないと思います。

ただ、今回のようにシリコンバレーの各企業・施設の外観を見学するだけでも、十分な刺激を得られるため、訪れる価値は大いにあると思います!

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