学生にとって内定式は、企業との適合性を判断する最後の機会と場であり、企業にとっては、入社する意思がある学生数を把握できる場だったのではないでしょうか。
内定式を終えて、働くイメージが沸く学生や、内定を辞退する学生がいたりと、学生によってその受け取り方はさまざまです。
そこで今回は、学生のSNSなどから見られる内定式の印象に残った、心に刺さった出来事など、さまざまな感想を調査してみました。
目次
内定式で印象に残ったユニークな出来事・コンテンツ
内定式は採用人数や、企業の特色、社長の意向などで、企業によってオリジナルのコンテンツやイベントが盛り込まれているかと思います。
私の周りで内定式に参加した人たちに、内定式で印象に残ったことをヒアリングしてまとめてみました。
【学生の声】内定式で印象に残ったことは?
- 社長からの印象的な挨拶
「理事長の挨拶で『残りの学生生活は勉強せずに遊べ。私は麻雀と酒に明け暮れた』と言ったこと」
- 内定者がコンテンツを考える
- 意識表明
- 歌の披露
「社長が歌を歌っていた」
- 内定式後の懇親会
「各選考時の面接官と面接当時の話をしたのが楽しかった」
内定式後の内定者や関係者の声をTwitterから集めてみた
ここでは、Twitterからみた内定式の感想をまとめてみました。「楽しかった派」「微妙だった派」「深い考察・・・?」など、さまざまな意見がありました。
「内定式、楽しかった!」派の感想
内定式ってただの飲み会やないかい!w
くっそ楽しい— Shota (@hounddog_s) 2017年10月2日
内定式めちゃめちゃ楽しい!!
夜のホテルで同期と話すのめちゃ楽しい〜(*^^*)— Re:つくっぺ (@FedTennis) 2017年10月2日
happy〜y〜y〜y〜 をBGMに
入場してきたCOOとハイタッチしたし
CEOとは肩組んで写真とった挙句
snowで一緒にうさぎになったし
なんともまあ楽しい内定式・懇親会でした。— たろす。(Rio Fujita.) (@talosunsun) 2017年10月3日
内定式はおまけ
同期飲みが楽しい(なお、大阪組参加は1人な模様)— あかざき (@kta_0812) 2017年10月2日
同期や会社の雰囲気を知ることができる内定式。内定式が楽しかったということよりも、同期や先輩社員と話すことが楽しいという人が多いようですね。
「内定式微妙だった!」派の感想
内定式の社長の挨拶で、面接にした逆質問を酷評されてもうすでに辞めたい
— オキシトシン (@E_PR_) 2017年10月2日
クズだから内定式出て、同期と連絡先交換して、これから一緒にがんばろうね!っていい感じの雰囲気になってからその日のうちに内定辞退した。
— ゆらゆら (@ikikik2631) 2017年10月5日
内定者が思い描いていた『内定式』とは程遠かったのか、中には内定辞退をしてしまった学生もいるようです。
人事担当者の方は内定承諾をした学生と、内定式に対して誤ったイメージをしてもらわないためにも、期待値調整をする必要があるかもしれませんね。
内定式についての深い?考察も・・・
内定式出ると内定辞退をしずらくなる心理的なものはあるかなと
私の新卒で入った前の会社は大手と言われる企業だったので
内定式以外にも内定者研修、合宿やら研修課題とか内定者SNSの更新とかやること多くて
振り返ると学業を阻害するものばかりでしたね— TK (@taa_kun) 2017年10月8日
内定式の目的は唯一、内定者・辞退者の確定なのだと思う。要は同時に二か所に参加できないようにする、株主総会と同じ知恵なんだよな
— ある🍄まじろう / 加来量一 (@JirouAruma) 2017年10月4日
本日内定式の企業の皆さまへ。
参加中の学生の多数は、講義を欠席して参加するという苦渋の決断をしています。なぜに大学生に、大学の学期期間中に、彼彼女らの本務である学業を欠席させる事を強要するのでしょうか? 改善は、出来ぬでしょうか?— Kotosaka (琴坂将広) (@kotosaka) 2017年10月2日
内定式に対しての感想は十人十色ですね。
学生だけでなく、大学側が内定式に対して抱いている意見もありました。
確かに、内定式を平日におこなうことが主流かもしれませんが、学生の本業である講義やゼミなどを欠席させるという風習に関しては今後何かしらの対策が必要になるかもしれませんね。
ちなみに、私の周囲の学生に意見を聞いてみると、内定式前に懇親会を開いている企業の内定者の方が、事前に内定者同士の交流があるためマイナスの意見が少ないという傾向が見られました。
まとめ
いかがでしたか。
「この会社で頑張っていくぞ!」と学生の士気を上げるための内定式。学生の士気を上げるためのコンテンツを準備していた企業もあったようですね。
人事の皆様は、ぜひ来年の内定式をつくり上げる際の参考にしてみてください。
自社の内定者が内定式に対していいコメントを残してくれるような満足度の高い内定式を作り上げれるといいですね。