文系、理系学生に適した選考方法とは?強みを引き出す選考方法をご紹介 |HR NOTE

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文系、理系学生に適した選考方法とは?強みを引き出す選考方法をご紹介

  • 採用
  • 新卒採用手法

こんにちは!HR NOTE編集部です。

「文系」と「理系」のそれぞれの特徴はご存知でしょうか?

よく新卒採用を考える際に、文系学生、理系学生で欲しい人物像を分けて考えている担当者も多いと思います。しかし、文系学生と理系学生それぞれにどのような特徴があるのかを明確にわからない担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

本記事では、【文系と理系学生の特徴】をまとめ、【文理比較をしてみました。また、文理学生それぞれの【強みを引き出すためのユニークな選考方法も取り上げています。

※HR NOTE編集部による独自調査になります。

最後に、文理それぞれの新卒採用に活用できる、新卒紹介サービスも紹介していますので、ご参考にしていただけると幸いです。

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本カンファレンスでは、HR領域の有識者の皆様に、様々な組織課題を解決するためのアプローチ方法について解説いただきます。強い組織を育む企業が実践している事例には、組織強化に必要な考え方や人事が果たすべき役割について学べるポイントが多くあります。ぜひ有識者の皆様と一緒に、組織を強化する「共通原理」について考えてみていただければと思います。

1. 【文系学生編】

1-1. 文系の主要な学部

  • 文学部
  • 経済学部
  • 経営学部
  • 法学部
  • 外国語学部
  • 教育学部
  • 商学部
  • 社会学部   etc.

1-2. 文系学生の特徴

① 文系学生のほうが感情的?

理系に比べて文系の学生のほうが、冷静に考えて行動するよりは、直感的な衝動によって行動するタイプが多いのではないでしょうか。

また、理系に比べてストレートに感情を伝える傾向があるため、情熱が表面に出やすく、自分の想いが周囲に伝わりやすい傾向が見られます。

文系学生のほうが、人付き合いがうまい?

文系の学生は理系の学生に比べると、研究など大学に拘束されることが少ないので、学生時代には自由な時間が多くあります。

サークルや団体に所属したり、バイトをしたり、自分のために時間を十分に利用できるので、幅広い層の人間と接する機会が増えます。結果として、理系学生に比べて人付き合いが上手な学生が多いのではないでしょうか。

一方で理系の学生は、自分の頭の中では、言いたいことが整理されているのですが、それを人に伝えるためにアウトプットすることが苦手な印象があります。

文系学生のほうが細かいことを気にしない?

理系学生よりも、文系学生のほうが細かいことを気にしない性格なのかもしれません。あいまいなことも普通に受け入れ、細かい部分まで追求せずに物事を進めて行く傾向があります。

これは、文系学生のほうがフットワークが軽いとも言えるかもしれませんね。

④ 文系学生のほうがオシャレ?

文系学生のほうが、理系学生に比べてオシャレを意識する人が多いのではないでしょうか。よく言われるのは、文系は見た目重視、理系は機能性重視ということです。

そのため、機能性よりはデザイン性が高いものを身の回りに置く傾向があると思います。また、文系のほうが女性の髪型や服装の違いなどに気づきやすい印象を受けます。

文系のほうがまわりの空気に敏感?

文系学生のほうが、周囲の空気を読むことに敏感だとも言われています。

空気感を大事にし、人との距離をはかりながら上手にコミュニケーションをとれる。そんな特性が文系学生には見られます。気配りがうまいのも文系学生かもしれません。

2. 【理系編】

2-1. 理系の主要な学部

  • 農学部
  • 医学部
  • 薬学部
  • 理学部
  • 工学部
  • 理工学部
  • 歯学部   etc.

2-2. 理系学生の特徴

① 理系学生はゼロからの創出が好き?

理系学生はゼロからゴールまでのプロセスを楽しむタイプが多いです。

身につけたノウハウやスキル、フレームワークなどを活かして、イノベーションを起こしたいと思っている学生が多い傾向にあり、既存のモノより使いやすい新しい製品をつくり出そうという意欲が文系学生に比べて強いイメージがあります。

② 理系学生は「なぜ」を追求できる?

理系人材は文系人材に比べてプロセスを重視して物事を進めるので、ただゴールに向かって進んでいくだけでなく、ゴールからの逆算をしていくことができます。

理系学生の強みは、何事にもこだわるところにあるので、「なぜ」といった原因を深掘りし正解へと導くことができます。

③ 理系学生は粘り強さがある?

「失敗は成功のもと」をいちばん痛感しているのが理系学生ではないでしょうか。

膨大な量の実験・研究を繰り返し経験して、心折れずに引き続き結果を求めるのが理系学生の日常です。

業務に置き換えると、泥臭い仕事をやりきる力が理系学生には備わっているといえるでしょう。

理系学生のほうが、ロジカルシンキングができる?

理系学生は一般的に、「論理的思考」「地頭の良さ」「数字への強さ」などがあるといわれます。

学生時代から、プロセスごとに解を見出す経験をしているので、与えられた条件から最適なルートを探し出そうとする力や、条件がなくてもゼロから創出が好きな理系人材は自分から課題解決にむけて取り組むことができます。

⑤ 理系学生は真面目で落ち着いている?

理系の学生は、文系学生に比べて地味だったり、草食系だったりと、そのようなイメージを持たれる方もいるかも知れませんが、それだけでは、理系学生の本質を見抜くことはできません。

理系学生は全ての物事に対して、学術的知見を活かして、考察・分析を繰り返していることが多いので、落ち着いていて、真面目な方が多くいます。

何事にも真摯に受け止め真面目に答えようとする特徴が理系学生にはあるといえます。

3. 文系と理系の人材を比較してみた

3-1. 定性的思考か定量的思考か

文系学生は定性的思考理系は定量的思考で物事を捉える特徴があるのではないでしょうか。

定量的とは数字をものさしとして、物事の量的な面を表現することです。定性的とは全てを質的な面で表現することです。

ビジネスシーンにおいては定量的思考が重要視されることも多々あるため、理系学生を採用するメリットは文系学生に比べて高いといえます。

とはいえ、文系学生も定量的に考えるトレーニングを続けることで定量的思考を習慣つけることが可能になります。

3-2. 見た目重視か機能重視か

先述のように、文系はデザイン的に優れたもの理系は機能的に優れたもを選ぶ傾向があります。

この傾向から文系は一見華やかな人が多く見られます。就活の場でもファッションや見た目にちょっとした工夫を取り入れている人が多く、第一印象で良い点を稼ぐ人が多いでしょう。

一方で理系は機能的に優れたものを選ぶ傾向があるので、見た目をそこまで気にしません。就活でいえば、第一印象で不利になってしまうかもしれません。

また、アウトプットも苦手な傾向がありますが、彼らの発言は自分の経験にもとづいた、しっかりと考えたうえでのものなので、辛抱強く耳を傾けて理解に努めたほうがよいでしょう。

3-3. 行動が先か思考が先か

文系学生は直感的で思いついたことをすぐに行動に移す傾向にありますが、それに比べて理系学生は正確さに重点を置くので、行動に移す前にプロセスを設計し、その行動が正しいのかどうかを考え込む傾向があります。

もちろん、行動的になるべきか思考的になるべきか、それは時と場合によります。

たとえば、とても切迫した案件についてゆっくり考えていてはデッドラインを超えてしまいます。こんな時は先ずは行動あるのみでしょう。走りながら状況報告を上にあげるというのが効率の良いやり方でしょう。

しかし、十分な時間を与えられた仕事の中にありながら、何も考えずに直感で行動してしまうと、テーマから外れたアウトプットを出すことになる可能性があります。

4. それぞれの長所を引き出せすための選考方法

ここでは、文系、理系学生を面接するうえで、それぞれの長所を見るために参考になりそうな選考方法を調べてみました。

4-1. プレゼンテーション選考( No.1採用・ソフトバンク)

文系学生は、理系学生に比べてプレゼンテーションが上手いイメージがあります。実際に文系学生はコミュニケーションをとる機会が理系学生より比較的多いのでその傾向が見られます。

プレゼンテーション選考では学生の多様な能力を見極めることが可能です。例えばスピーチ力まとまり力時間管理能力などプレゼンテーションは短い時間でも実は学生の側からみれば様々な能力を発揮できるチャンスなのです。

4-2. 逆質問

逆質問面接をおこなうと、学生の論理的思考を見極めることができます。

突然振られた問題に対してすぐに対応できるかどうか、自分が欲しいもの・聞くべきことを把握できているかどうか、企業についてちゃんと事前に調べたかどうか、全て知ることができます。

また、学生の質問からは学生のニーズも垣間見えてきますので、逆質問はお互いに情報交換と能力見極めができるいいコンテンツになります。

4-3. パズル面接(マイクロソフト)

マイクロソフト独自でおこなわれているユニークな人材採用試験「パズル」

正しい答えがあるのもないのもあって学生を悩ませるも、かなりハマってしまう試験になっています。

超難問をいくつクリアできるかで学生のブレインの部分をみることができます。

こうやって学生に企業に関する業界の手強い問題を出題し、学生の解読力を試してみるのも悪くありません。

必ずしも正確を当ててほしいわけではなく、学生がどこまで考えたか、正解を解くためにどれくらい粘り強くトライしたのかを知ることができます。

文系ならば知識力のアウトプット力、理系ならばロジカルシンキングを活用した思考の深め方など、学生の適正を見極めるためには最適です。

4-4. 人狼採用(サーチフィールド)

ゲームで人の性格がわかります。

特にここ最近流行りの人狼ゲームはコミュニケーション能力や推理力や説得力など数々のスキルを一気に見ることができる面接手法にも使える優れたゲームではないでしょうか。

実際に2015年にサーチフィールドという会社が新卒採用の選考に導入しています。既存社員と一緒に遊びながら学生個人の総合能力を見極めます。

理系学生でいうと推理力、文系学生でいうと説得力、どちらも強みを存分にアピールできます。

4-5. スリーステップのユニーク採用(三鷹光器)

「第3回ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞」を受賞している三鷹光器さんの『焼き魚採用』はご存知でしょうか?

実はその採用方法がとてもユニークで一度はテレビに取り上げられたりしていました。それがこちらです。

STEP 1「焼き魚定食を食べること」

STEP 2「模型飛行機を作って飛ばすこと」

STEP 3「電球をデッサンすること」

この3つのタスクが採用試験になります。それぞれ採用可否を定める基準があります。

模型飛行機を作る、デッサンを描く、それぞれのプロセスで、文系と理系の特徴を見極めることができる採用になっています。

それに加えて最初のステップ「焼き魚定食を食べること」から、基本のマナーや手先の器用さが見れます。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか?

文系理系の学生はやはりそれぞれ独特な性格や強みをもっています。

その性格や強みを引き出すためにオリジナリティのある選考方法を導入してみてもいいのではないでしょうか。

ユニークな選考方法を通して学生皆さんの強みをしっかり見つけにいきましょう!

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本カンファレンスでは、HR領域の有識者の皆様に、様々な組織課題を解決するためのアプローチ方法について解説いただきます。強い組織を育む企業が実践している事例には、組織強化に必要な考え方や人事が果たすべき役割について学べるポイントが多くあります。ぜひ有識者の皆様と一緒に、組織を強化する「共通原理」について考えてみていただければと思います。

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