こんにちは!HR NOTE編集部です。
先日、マネーフォワード社が開催したMFクラウドExpo2016に参加させていただきました。
【概要】 ・主催:株式会社マネーフォワード ・日時:2016年4月21日(火) ・場所:The Westin Tokyo(恵比寿) ・URL:https://biz.moneyforward.com/event/mf-cloud-expo/
クラウドサービス関連のリーディングカンパニーから新興サービスの企業まで多くの企業が出展しており、著名人の方々による講演も多数実施されていました。
個人事業主、中小企業の事業運営に必要なあらゆるバックオフィス業務をテクノロジーの力により効率化し、生産性の向上に貢献することを目的としたイベントとなります。
今回はその中で、人事業務に携わる方々のお役に立てる、クラウドサービスとその提供企業を紹介します。
目次
人事業務の効率化にオススメのクラウドサービス
ここでは7社のサービスを紹介させていただきます。
是非、ご覧になっていただけると幸いです。
salesforce:新しいカタチで顧客とつながるためのプラットフォーム
salesforceは、あらゆる業種・規模の SFA (営業支援)、CRM (顧客管理)、カスタマーサポートに利用されているクラウドサービスで、導入企業は全世界で150,000社以上。
2014年のCRMソフトウェア世界市場におけるシェアは№1です。(※Gartnerが2015年5月に発表したレポートより)
SFAは、あらゆる営業スタイルに対応しており、正確な売上予測をするための機能を標準装備しています。
またCRMでは、社内・クライアント・代理店など、社内、社外の関係者とソーシャルやオンラインコミュニティを活用して素早く連携ができるコミュニティ機能や、データを自由に組み合わせて分析できるプラットフォームなどを搭載しています。
それ以外にも人事向けに採用管理や人事管理を始めとしたさまざまなアプリケーションがあり、ビジネス活動をより効率的にするために利用することが可能です。
CLOUD SIGN:クラウドによりたった数分で契約を結ぶことが可能に
CLOUD SIGNは日本初の無料で利用可能なWeb完結型クラウド契約サービスです。
2015年10月にリリースされ、4ヶ月で導入社数が1,000社を突破しています。
「紙と判子」ではなくクラウド上で契約を結ぶことにより、契約業務にまつわるコスト削減、スピードアップ、コンプライアンス強化などを実現できます。
発注書・請求書・検収書・納品書などに対応しており、数日間かかっていた契約業務を、数分で終えることも可能になり、郵送代・紙代・インク代、さらに印紙代までも削減することができます。
KING OF TIME:シェア№1のクラウド勤怠管理システム
KING OF TIMEはクラウド勤怠管理市場でシェアが№1(2015年ミック経済研究所調べ)、導入企業5,500社以上、利用者410,000人以上の勤怠管理システムです。
タイムレコーダーシステムとして多彩な種類の打刻手段を用意しており、さらにリアルタイムでの勤務集計、残業状況、アラート、人件費の概算などの確認、管理が可能となっています。
また、シフト管理(スケジュール)機能や、ワークフロー機能など正社員・派遣社員・契約社員・アルバイト・パートなどの様々なワークスタイルに合わせた勤怠管理を行うことができます。
ScanSnap Cloud:スキャンデータをワンプッシュで各種クラウドに保存
ScanSnap Cloudは、コンピュータやタブレット、スマートフォンを使わずに、様々なクラウドサービスにスキャンデータを直接つなげるサービスです。
スキャンした原稿を「レシート(領収書)」「名刺」「文書」「写真」の4つの種別に自動的に判別し、クライアントが利用するクラウドサービスに振り分けて保存します。
ドキュメント管理であれば、Dropbox、EVERNOTE、Google Drive、Box、OneDriveと連携しており、スキャンした後、自動で使用しているクラウドサービスへ管理されます。
会計であれば、MFクラウド会計やfreee、STREAMEDといったクラウドサービスと連携をしており、大量の領収書やレシートも一度に電子化することができます。
原稿をセットしてスキャンするだけの「ワンプッシュ」操作を追求し、コンピュータやスマートデバイスを使った読み取り前後の操作は不要となっています。
MFクラウドシリーズ:企業のバックオフィス業務をクラウド上で最大限自動化
MFクラウドシリーズは、個人事業主や中小企業のバックオフィス業務をクラウド上で最大限自動化することで作業時間を大幅に削減し、より付加価値の高い仕事に集中できることを目指したビジネス向けクラウドサービスです。
MFクラウド会計、MFクラウド確定申告、MFクラウド請求書、MFクラウド給与、MFクラウドマイナンバー、MFクラウド経費といった、法人向けの経理領域において、それぞれサービスを展開しています。
会計の取引入力と仕訳の自動化、明細自動取込や勘定科目の自動提案、請求書の自動作成、印刷・封入・郵送作業の代行、自動給与計算、マイナンバーの収集・管理・破棄、経費業務の効率化など、最新のテクノロジーを最大限に活用しながら、業界最安水準の低価格で提供しています。
士業ITアドバイザー協会:クラウドサービスの活用により、日本の中小企業を元気に!
士業ITアドバイザー協会は、クラウドサービスを提供している企業とは少し異なり、士業の方々を通して中小企業にクラウドサービスを提供していくことをサポートしている組織です。
中小企業の身近な相談者である税理士・弁護士などの士業事務所が、士業に関するクラウドサービスのアドバイザーとなり、日本中の中小企業を元気にしていくことを目的としています。
士業の方は協会を通じ、士業・中小企業に導入しやすい安価で有益なクラウドサービスはどのようなものか最新情報などをもとに把握することができ、人脈形成や新しいビジネスモデル、ワークスタイルを構築することができます。
そして最終的には、企業にあった最適なクラウドサービスを提案し、中小企業の経営に貢献していきます。
ジンジャー:次世代HRプラットフォーム
ジンジャーは国内初の人事領域のデータを横断的にマネジメントできるプラットフォームです。
採用・勤怠・人事管理など一気通貫でシームレスに管理し、人事の業務コスト削減に貢献できます。
また人事データを「数値化」「可視化」することで、人事戦略の最適解を導き、人事業務のパフォーマンス向上、さらには企業経営の支援が実現できます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
この他にもバックオフィスに役立つサービスが数多くあり、特にFintech領域のサービスが多く出展していました。
中小企業の経営や人事・バックオフィス業務にもクラウドサービスの波がきており、業務効率に向けて大きな変革のタイミングがきているのではないでしょうか。