2020年4月より働き方改革関連法による「時間外労働の上限規則」が中小企業にも適用されることから、中小企業においても残業時間の削減が必要となります。
営業時間や営業形態の変更は、リソースの少ない中小企業では売り上げの担保が出来ず実施に踏み切ることが難しい中で、人材の有効活用は中小企業でも実施できる施策の一つです。
こういった中で、パーソルイノベーション株式会社が運営するシフト管理サービス「Sync Up(シンクアップ)」が、大学生600名を対象に「アルバイトに関する調査」を実施しました。
本記事ではその内容をご紹介します。
調査の結果トピック
【主な調査結果トピック】
▼アルバイト先の職種のTOP3は、塾講師(14.0%)、ファミレス・レストラン(13.7%)、居酒屋(7.5%)。また、大学生の3人に1人がファミレスや居酒屋など飲食関連のアルバイトをおこなっている。
▼大学生が1週間で「実際に働いていた時間」は14.4時間に対し、「さらに働ける時間」平均13.5時間。現在働いている約2倍以上の時間働きたいと考えていることが判明!
▼アルバイト先のシフトについて「先の都合が分からないので控えめにシフトを組んでいる」人が44.3%、「スタッフが多いのでシフトが入りにくい」と感じている人が15.7%と、シフトを控えめに出したり、シフトが入りにくいといった理由で、働きたい時間との乖離が生まれている可能性がある。その一方で、2人に1人は現在のアルバイト先は人手不足だと思うと感じておりアルバイト人材が、うまく活用できていない実態が浮き彫りに。▼急に予定が空いた時、シフトを組むには短いとされる1~3時間未満というスキマ時間が空くと答えた人が半数以上。
それぞれのトピックについて
トピック①
■現在のあなたのアルバイト先の職種は何ですか?(n=600)
※掛け持ちをされている方は最もシフトの多いアルバイト先についてご回答ください。
アルバイト先の職種のTOP3は、塾講師(14.0%)、ファミレス・レストラン(13.7%)、居酒屋(7.5%)となりました。また、3人に1人がファミレスや居酒屋など飲食関連のアルバイトをおこなっています。
トピック②
■現在、1週間を通して、あなたはアルバイトで何時間勤務していますか?(n=600)
※掛け持ちをされている場合は、すべての合計時間をお答えください
■さらに働けるとしたら、1週間を通してあと何時間働きたいと思いますか?(n=600)
※掛け持ちをされている場合は、すべての合計時間をお答えください。
学生が1週間で「実際に働いていた時間」は14.4時間に対し、「さらに働ける時間」平均13.5時間。現在働いている約2倍以上の時間働きたいと考えていることが判明。
トピック③
■あなたの現在のアルバイト先のシフトについて、あてはまるものを全てお選びください。 (n=600)
※掛け持ちをされている場合、いずれかのアルバイト先であてはまる項目は全てお選びください。
■現在のアルバイト先は人手不足だと思いますか? (n=600)
※掛け持ちをされている方は最もシフトの多いアルバイトについてご回答ください。
※掛け持ちのアルバイト先のシフト量が同じ場合は就業歴の長いアルバイト先についてご回答ください。
アルバイト先のシフトについて「先の都合が分からないので控えめにシフトを組んでいる」人が44.3%、「スタッフが多いのでシフトが入りにくい」と感じている人が15.7%と、シフトを控えめに出したり、シフトが入りにくいといった理由で、働きたい時間との乖離が生まれている可能性があります。
トピック④
■日常生活の中で、急に自分の予定が空いた時、どのくらいの時間予定が空くことが多いですか?(n=600)
例:友達とご飯を予定していたが急遽キャンセルになってしまった。など
日常生活の中で急に予定が空いた時、シフトを組むには短いとされる1時間以上~3時間未満というスキマ時間が空くと答えた人が半数以上でした。
その他調査事項
■あなたは週にどのくらいアルバイトをしていますか?(n=600)
■現在のアルバイト先での時給を教えてください。 (n=600)
※掛け持ちをされている方は最もシフトの多いアルバイトについてご回答ください。
■あなたは他店舗へヘルプに行かれたことがありますか?
ある場合はどのくらいの頻度で他店舗へヘルプに行っていますか?(n=600)
調査名 :アルバイトに関する調査
対象・人数:現在アルバイトをしている大学生 600名
実施期間 :2020年1月31日(金)~2月3日(月)
調査方法 :オンライン調査
シフト管理サービス「Sync Up」について
パーソルイノベーション株式会社が提供するSync Upは、人手が充足している店舗と不足している店舗のアルバイトスタッフをマッチングし、店舗間でアルバイトスタッフのシェアリングを実現するシフト管理サービスです。
店舗側はパソコンで、アルバイトスタッフはスマホで、誰でも簡単に使える操作性に徹底的にこだわることで、紙・電話・Excelでのシフト管理からスムーズに脱却できます。
さらに、店舗間でシフト状況を可視化・共有・調整できるため、アルバイトスタッフの有効活用を実現し、アルバイトスタッフに対しても、時間の有効活用やシフトの柔軟度向上を実現しています。
「頑張ったスタッフにメダルを付与できる」などのコミュニケーション機能を今後さらに充実させていくことで、アルバイトスタッフの離職防止、定着率向上も支援しています。
株式会社ユナイテッドアローズや株式会社エービーシー・マートなどの大手企業をはじめ、1,000以上の店舗で導入されており、現在では中小企業での導入も進んでいます。