こんにちは!ネオキャリアインターン生の須田絢香です。
GWもあけ、就活も佳境に入ってきましたね。
ベンチャー企業を中心として、新卒の選考を締め切った企業も少なくはありません。学生の間でも、複数の企業から内定をもらっている人が続々と増えてきたように思います。内定承諾書を提出して、「就活終了!」という人も出始めてきました。
内定を複数もらって迷っている学生が、内定承諾をする決め手は何か?その選択をするための情報として、「クチコミサイト」、「内定後面談」や「短期インターンシップ」などがあるそうです。
特に、いまやクチコミサイトは就活生の必須ツールとなってきているような気がします。
「福利厚生・残業時間・社風など、企業の内情を知りたいけれど、選考過程で聞くのは評価が下がりそうで気が引ける…」という学生や、数値的に他の企業と比較したいと思っている学生が利用しています。
あくまでクチコミなので、情報に偏りがあるとはわかっていても、不安を感じている学生のなかにはクチコミの情報をうのみにしてしまう人もいるでしょう。つまり、サイト内のクチコミや点数で、企業の評価や志望度が左右されてしまうなんてこともあり得るのです。
そこで今回は、学生のチェックしている会社のクチコミサイトをまとめてみました。
目次
学生が就活でチェックしている4つのクチコミサイト
01|「転職会議」:株式会社リブセンス
クチコミ掲載企業数が最も多いのが「転職会議」。
大手企業から中小企業、ベンチャー企業など合わせて715,713社(2017年5月14日時点)の情報が掲載されています。
特徴は、企業の社風を内外から知れることです。クチコミ項目の中には、やりがいや社員の魅力、スキルアップや教育体制など、社風についての項目が細かく設定されているため、「入社後の働き方をイメージしやすい」という点でも評価が高いです。
また、従業員や元従業員に加えて、その知人や家族、取引先といった人たちからの評判も掲載されています。「転職」と名前についているくらいなので退職理由についての書き込みも多くなっています。
利用するには、以下2通りの方法があります。
- 現在勤務している企業か、以前勤めていた企業のクチコミを投稿
- 980円を支払う(39日間利用可能)
02|「キャリコネ」:株式会社グローバルウェイ
キャリコネの特徴は、年収の情報量が豊富なことです。登録企業数は2017年5月時点で621,555件。平均年収だけでなく、年代別の年収も表示されています。
月給は、基本給、時間外手当の他にも、家族手当や資格手当、各種賞与の金額を知ることができます。従業員や元従業員が登録した給与明細が公開されているので、信ぴょう性が高いのではないでしょうか。
また、企業や仕事に関連し特集コンテンツが用意されているのも特徴です。給与体系や社内事情について現役社員に独自取材した記事もあるので、他社の内情を把握するコンテンツとしても充実したサイトになっています。
利用するには、以下2通りの方法があります。
- クチコミを投稿
- web履歴書の登録をする
03|「Vorkers」:株式会社VORKERS
Vorkersの特徴は、クチコミ評価に基づく企業ランキングです。社員のクチコミと評価スコアの件数は370万にも及びます。
転職会議は総合評価ランキング、キャリコネは働きやすい企業ランキングのみであることに比べて、Vorkersはレーダーチャートの評価項目それぞれについてランキングが作成されています。
業種ごとのランキングも用意されているので、業界での立ち位置を把握することも可能。選択した2社のレーダーチャートを重ねることもできるので、企業比較に便利なサイトであるといえます。また、社員満足度から求人検索をおこなうこともできることも特徴です。
利用するには、以下3通りの方法があります。
- 会社レポートの記入
- 連携サービスへの登録
- 1,000円を支払う(30日間利用可能)
04|「カイシャの評判」:エンジャパン株式会社
カイシャの評判の特徴は、情報の見やすさだと思います。
良い点・気になる点が簡潔にまとめられています。レーダーチャートやクチコミの項目数は他サイトに比べて少ない印象ですが、その分見やすく、総合的なサイトと言えるのではないかと思います。社員・元社員の口コミは100万件にのぼります。
2011年にサービスが開始されたため、過去データが少ないことも、より現時点の会社の内情を知ることができると評価されています。
企業からの削除申請依頼も正当な理由でなければ許可されないので信ぴょう性が高いことも特徴。利用するための会員登録が不要となります。
煩わしい登録が一切不要なので、利用する学生が多いそうです。
まとめ
「会社を辞めた人の理由が一番参考になる」ということで、転職者向けのクチコミサイトを利用している学生が増えているように思います。
学生の評判を上げるために過剰な書き込みをするのはいけませんが、正確な情報を書き込むことも内定辞退の削減に新入社員離職率の低下につながるかもしれません。
一度、ご自分の企業の点数をチェックしてみてはいかがでしょうか。