皆さんはPowerPointやPDFなどのプレゼン資料をWEB上にアップロードし共有できる『SlideShare(スライドシェア)』というサービスをご存知でしょうか。
SlideShareはLinkedInが提供しているサービスで、さまざまなジャンル・テーマのスライドを見ることができます。
どのようなデザインなのか、どういう構成なのか、情報収集に役立てます。
ウィキペディアによると、有名な利用ユーザーには、ホワイトハウス、NASA、世界経済フォーラム、ヒューレット・パッカード、IBMがいるとのことです。
そして、このSlideShareを見ていくと、採用や人事評価、会社組織、教育・育成など、人事領域に関する資料も数多くアップロードされており、今回は人事業務の参考になるSlideShareをいくつかピックアップしましたのでご紹介いたします。
■レアジョブの採用における取り組み/株式会社レアジョブ
株式会社レアジョブの最近の採用における取り組みをまとめた資料になります。
各採用ステップのKPI作成、人材の要件定義、長期的な視点でのタレントプール形成、そのためのイベントやリファラル採用に関する施策に関して記載されています。
■採用の最前線でいま考えていること/アイティメディア株式会社
採用や人材の活用に関する「設計思想」の資料となっており、同社の人材育成に関する課題とその解決策、採用計画・選考プロセスの考え方を細かく解説している内容となっています。
■メルカリから見たWantedly活用ポイント/株式会社メルカリ
メルカリが求める採用の条件やその上でどのように採用を行っていくかが記載されています。
特にWantedlyの機能の活用方法やその上で重要な考えについて詳細に述べています。
■今どきの採用担当者ガイド(採用ブランディング)/LinkedIn
LinkedInで採用ブランドを強化するための6つのステップに関する内容となっており、具体的な手法や他社の事例が記載されています。
また、LinkedInの各機能の詳細や採用ブランディングにおけるタスクのチェックリストも資料に含まれています。
■人材紹介会社活用法/マッチングッド株式会社
人材紹介会社を活用するメリットや、人材紹介会社の種類と特徴、その上でどの会社を活用するのか、どのように付き合っていくべきかなど、企業と人材紹介会社のお互いがwinwinになるためのノウハウが記載されています。
■待たない採用=働きたい会社創り/株式会社マネーフォワード
マネーフォワード社が採用を行うために、まずは「最高の仲間がパフォーマンスを発揮できる環境」をつくることが重要と述べており、そのための取り組み内容に関する内容となっています。
■【Sgt2016】Agile人材の評価とキャリアプラン/株式会社Flexas Seven
IT人材の評価とキャリアプランに関しての講演の資料です。
評価プロセスやどのように評価をすべきか、評価にブレはないのか、多様なキャリアプランを生み出すためにどうするべきかということが記載されています。
■ホラクラシー組織を作ってみよう/ダイヤモンドメディア株式会社
ダイヤモンドメディア社が実践している、フラットでオープンな会社を創るためのホラクラシー組織に関する資料となっています。
ホラクラシー組織を創るためにどのような取り組みを行っているのかが記載されています。
■企業文化をぶち壊すな / Startup Culture/Takaaki Umada
企業文化や組織文化、チームの文化の重要性に関して説いている内容となっています。
優秀な人材の採用ができている、生産性が高い、といった企業は文化を大事にしており、多くの企業は自社の文化が競争優位性につながると感じています。本資料では企業文化とは何か、企業文化醸成に向けて何をすべきか記載されています。
■「採用学」に学ぶ、優秀な人材の育て方/服部 泰宏氏
ミスマッチを解消するために、採用前に出来る限り自社のありのままを伝えようとする「リアリズムに基づく採用」という考え方があり、メディアを通して「リアルな仕事予告(Realistic Job Preview)」することの重要性を説いています。
「リアルな仕事予告」を行うことの効果や問題点に関して記載されています。
■新入社員の技術研修に関してありがちな問題を解決するためにやったことやるべきこと/株式会社ヴァル研究所
変化のスピードが早い技術研修において、「勝手に学ぶ、一緒に学ぶ」といった良いスパイラルを生み出すための文化づくりが大事であると述べている資料となっています。
■今どきの若手育成にひそむ3つの思いこみ/株式会社イマジカデジタルグループ
「自分は独学で身につけた」「自分の学習法が一番身につく」「結局は本人のやる気とセンスだ」といった若手育成に関する思い込みはないか、どのような視点で育成にあたるべきか、という内容が記載されています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
さまざまなSlideShareを見ていると、セミナーでしか見ることができないような貴重な情報のスライドがたくさん見られました。
SlideShareを活用することで、人事領域に関する悩みなどを解決するための糸口にも活かせることはもちろん、自社の資料作成作りの参考にすることもできるのではないかと感じました。