【2025年4月第2週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ |HR NOTE

【2025年4月第2週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ| HRNOTE

【2025年4月第2週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ

いつもHR NOTEをご覧いただき、誠にありがとうございます。HR NOTE編集部です。

本日は4月第2週目に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計8本をまとめてご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。

※HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。人事/HRに関する各社のニュース&トピックスに関するお問い合わせは、問い合わせフォームよりお願いいたします。

1. 【人事評価における実施状況と課題の実態調査】

​jinjer株式会社が2025年4月7日に発表した調査によると、企業の人事担当者360名を対象にした「人事評価における実施状況と課題の実態調査」で、クラウド型人事評価システムを導入している企業は48.1%と最多でした。​

評価頻度は「年2回」が51.9%で最も多く、フィードバック方法では「直属上司の個別面談」が72.5%を占めました。​課題としては、「従業員の納得感が得られにくい」(40.3%)や「評価基準が不明確で公平性に欠ける」(40.0%)が挙げられ、評価者側も「評価基準の不明確さ」によるブレを感じているとの回答が50.3%に上りました。​

また、「甘辛調整」を行っている企業は約74%に達し、評価の客観性と公平性の確保が求められています。​

2. 【調査結果】社員研修「対面実施」46.1%でデジタル活用浸透に課題 学習管理システム(LMS)導入検討理由に「リスキリング」上位 重視する機能に「AI活用」も

​learningBOX株式会社が2025年2月に実施した調査によると、企業の社員研修において、46.1%が対面での研修を実施しており、デジタル活用が進んでいない現状が明らかになりました。​また、紙ベースの試験運用や何も運用していない企業が37.9%を占め、学習管理システム(LMS)の導入が進んでいないことが示されています。

​LMS導入を検討する理由としては、「学習成果の可視化」「研修効率の向上」「リスキリングの実施」が上位に挙げられ、特にリスキリングの必要性が高まっていることが背景にあります。​

企業:learningBOX株式会社
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000203.000045857.html

3. 人事トレンドを網羅した200講演をライブ配信!「HRカンファレンス2025-春-」開催

​株式会社HRビジョンが主催する「HRカンファレンス2025-春-」が、2025年5月14日から22日までの6日間、オンラインで開催されます。​

このイベントは、人的資本経営、エンゲージメント、キャリア自律、ハラスメント対策、DX・AI活用などの最新トレンドから、採用、人材育成、マネジメント、組織開発、評価・配置、労務・法対応といった普遍的な人事課題まで、幅広いテーマを網羅した200講演をライブ配信します。​

参加対象は法人に所属する経営者・管理職・人事担当者などで、参加費は無料です。​

企業:株式会社HRビジョン
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000082001.html

4. 人事部への問い合わせ対応に特化したシンプルなAI製品『AI HR Answer』を正式リリース

​株式会社ニュウジアは、2025年4月8日、企業の人事部門における従業員からの問い合わせ対応に特化したAIソリューション『AI HR Answer』を正式にリリースしました。

この製品は、給与・勤怠・福利厚生などの問い合わせ対応に要する業務時間を最大40%削減することを目指しています。​

多機能なHRシステムとは異なり、問い合わせ対応に特化することで、導入や運用の負担を軽減し、24時間365日対応、90か国語対応、電話やチャットなど多様なチャネルに対応するなど、実用性を重視した設計となっています。​

企業:株式会社ニュウジア
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000127837.html

5. マーサージャパン、「人と仕事の未来 研究所」第2回懸賞論文募集開始

​マーサージャパン株式会社が主宰する「人と仕事の未来 研究所」は、第2回懸賞論文の募集を開始しました。​

この懸賞論文は、人事関連の中長期的な課題の解決に向けて研究を支援することを目的としており、研究者や実務家を対象としています。​論題は「人」「組織」「仕事」のいずれかに関わるもので、論理性・独自性・創造性・影響力を基準に審査されます。

​応募締切は2025年9月30日で、最優秀作には100万円、優秀作には50万円、奨励賞には30万円の研究奨励金が授与されます。​審査委員には、学習院大学の守島基博教授やロート製薬株式会社の高倉千春氏、マーサージャパンの白井正人氏が名を連ねています。

企業:マーサージャパン株式会社
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000035512.html

6. オーダーメイドの採用データ集計ツール『HERP DataHub』の提供を開始

​株式会社HERPは、2025年4月9日、採用管理システム『HERP Hire』のオプションサービスとして、オーダーメイドの採用データ集計ツール『HERP DataHub』の提供を開始しました。​

このツールは、表やグラフを自由に組み合わせて自社独自のダッシュボードを構築でき、採用計画の予実管理や進捗状況の可視化を可能にします。​また、ダッシュボードの初期構築代行やレポートテンプレートの提供など、導入から運用までのサポートも充実しています。​

これにより、企業は採用活動の効率化と意思決定の迅速化を図ることができます。

7. 【Z世代のホンネ調査】27卒現役大学生の62%が現在「就職活動に対して焦りを感じている」と回答。就活の早期化に関しては「大学生活に集中したい」「大学は就職予備校ではない」との声も。

株式会社RECCOOが運営するZ世代向けリサーチサービス「サークルアップ」は、2025年3月26日に実施した調査で、27卒現役大学生(大学3年生)の就職活動に関する意識を明らかにしました。

​調査によると、23%の学生が既に就職活動を開始しており、62%が「就職活動に対して焦りを感じている」と回答しています。​焦りの主な理由は「周囲が始めているから」や「何をしていいか分からない」といったものでした。​また、81%の学生が「大手企業志望」と答え、安定性や福利厚生を重視する傾向が見られました。​

人気の業界は「メーカー」(29%)、「商社」(25%)、「コンサル・シンクタンク」(23%)などで、就職活動の軸としては「働き方・労働環境」(61%)や「報酬・安定性」(53%)が重視されています。​

就活の早期化については賛否が分かれ、「大学生活に集中したい」「大学は就職予備校ではない」との声も上がっています。

8. ITエンジニアの能力を可視化する新指標「市場価値スコア」の提供開始

LAPRAS株式会社は、2025年4月10日、ハイスキルITエンジニア向け転職サービス「LAPRAS」において、エンジニアの総合的な市場価値を数値化する新指標「市場価値スコア(β版)」の提供を開始しました。

​このスコアは、技術力だけでなく、リーダーシップやマネジメント経験なども含めて評価し、エンジニアの職務経歴やスキル情報をもとに算出されます。​スコアは5点満点で表示され、技術領域ごとのレーダーチャートも提供されるため、エンジニアは自身の強みや伸びしろを把握しやすくなります。​

今後も市場トレンドや企業からのアプローチ状況などを反映し、スコアを継続的にアップデートしていく予定です。