概要
近年、企業の人事領域においても、DXが急速に進んでいます。AIやビッグデータ、クラウドシステムなどを駆使することで、人材管理や採用、労務管理などが効率化され、企業全体の競争力が向上することが期待されています。
しかし、多くの企業においてはDXの具体的な進め方や、その効果についての理解がまだ十分ではなく、実践に移すためのノウハウや具体例が求められているという状況です。
このような背景を踏まえ、新連載企画「HR TALK~人事DXの最前線を徹底解剖~」を開始いたしました。第1回目のHR TALKでは、ジンジャー人事DX総研 所長の松葉に加え、株式会社PeopleX 代表取締役CEOの橘大地氏に登壇いただきました。
松葉はジンジャー人事DX総研の所長だけでなく、クラウド型人事労務システム『ジンジャー』の最高プロダクト責任者としても、人事DXの推進に深く関わっています。橘氏はクラウド契約サービス『クラウドサイン』の事業責任者を務めたのち、2024年4月に株式会社PeopleXを創業し、エンプロイーサクセスHRプラットフォーム『PeopleWork』を提供、生成AIを活用したプロダクト開発にも取り組んでいます。
今回は、そんなプロダクト開発に携わるお二人から「生成AI×HR領域で人事の未来はどう変わるか」について、お話いただきました。
目次
00:00 オープニング
01:38 株式会社PeopleX 代表取締役CEO 橘 大地 様の紹介
03:36 株式会社PeopleXのこれまでと今後の展望
13:09 HR領域の中で特に生成AIが効果をもたらすと注目している領域は?
17:20 日本は、生成AIが効果を発揮する準備が整っている?
19:35 注目している海外サービスは?
22:20 生成AIに特化したHRサービスが日本で生まれない課題は?
25:20 生成AIを用いたプロダクト展開の障壁や課題は?
32:14 AI面接の判断は何をもって信用できる?
36:17 今まで人間に導き出せなかった示唆や優れた判断が表出した事例
38:52 面接がバーチャルヒューマンに置き換わると、人事担当者の役割はどう変わっていくのか?
41:20 経営者やHRリーダーは今後どう変わっていくべきか?
45:31 ビジネス界における人間のコア能力の向上に、AIは寄与し得るのか?
49:53 スキルがAIによって代替されていく中、残り続けるのはどのような力?
51:45 株式会社PeopleXのサービスを起案するにあたって、特に注目された歴史は?
53:10 クロージング
スピーカー
橘 大地|株式会社PeopleX 代表取締役CEO
松葉 治朗|ジンジャー人事DX総研 所長 / jinjer株式会社 CPO
2014年に新卒入社したベンチャー企業で、新規事業の企画、営業、管理など幅広い業務に従事。2015年9月に大手人材企業に転職し、クラウド型人事労務システム「ジンジャー」の立ち上げに参画。現在は最高プロダクト責任者として、統合型データベースを軸としたHRコンパウンドサービスのプロダクト戦略の立案と実行を行いながら、ジンジャー人事DX総研(旧:jinjer HR Tech総研)の所長として、人事DXに関する様々な発信をおこなっている。
近年、企業の人事領域においても、DXが急速に進んでいます。AIやビッグデータ、クラウドシステムなどを駆使することで、人材管理や採用、労務管理などが効率化され、企業全体の競争力が向上することが期待されています。しかし、多くの企業においてはDXの具体的な進め方や、その効果についての理解がまだ十分ではなく、実践に移すためのノウハウや具体例が求められているという状況です。
このような背景を踏まえ、新連載企画「HR TALK~人事DXの最前線を徹底解剖~」を開始いたしました。本企画では、ジンジャー人事DX総研の所長・松葉が、HR業界の最前線で活躍する有識者をゲストに迎え、インタビュー形式でその経験や知見を深掘りしていきます。本企画を通じて、HR業界の具体的な事例や最新のトレンドを共有し、自社のDX推進に役立てていただける内容をお届けします。