いつもHR NOTEをご覧いただき、誠にありがとうございます。HR NOTE編集部です。
本日は8月第1~3週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計10本をまとめてご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。
※HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。人事/HRに関する各社のニュース&トピックスに関するお問い合わせは、問い合わせフォームよりお願いいたします。
目次
- 01.アルバイト先とのSNS交換に抵抗感42% アルバイト従業員の「つながらない権利の侵害」へ不安も
- 02.2025年卒の内定承諾・辞退に関する実態調査(前編)
- 03.人事/総務業務担当者のDX推進状況に関する実態調査
- 04.ダイレクトリクルーティングサービス市場に関する調査を実施(2024年)
- 05.2023年度の年間平均有給休暇取得率は75.7%「ジョブカン」が勤怠管理システムの利用実績分析による有給休暇・残業時間などの実態調査を実施
- 06.リスキリングの現状や促進のヒントを探る「組織内の学習に関する調査」を実施
- 07.「タイパによるキャリア形成」、40代よりも20代が意識
- 08.PeopleX、エンプロイーサクセスHRプラットフォーム「PeopleWork」正式提供開始
- 09.若手正社員に「上司・先輩に気を使ってもらいたくないこと」を調査
- 10.人事力検定『労務入門』2024年12月よりスタート!人材マネジメントから労務まで人事の基礎知識を体系的におさえる全4検定を開発
01.アルバイト先とのSNS交換に抵抗感42%
アルバイト従業員の「つながらない権利の侵害」へ不安も
ディップ株式会社のディップ総合研究所と株式会社アイリッジは、15歳から49歳の男女約14,000名を対象に「コミュニケーションにまつわるアルバイトのEX(Employee Experience)に関する調査」を実施しました。
- 学費や貯金のため、44%の学生が夏休みにアルバイトを増やす可能性があると回答
- アルバイトで働く4割の方が個人SNSでの業務コミュニケーションを問題視。理由1位はつながらない権利侵害への不安、3割
- 個人SNSの望まぬ交換を強いられた経験あり
- 管理者側への調査では個人SNSでのやり取りへの問題意識と実情が噛み合わない現状がうかがえる
- アルバイトコミュニケーションのEXが向上しない理由は「合意に関する認識のズレ」と「コスト」
URL:https://www.dip-net.co.jp/news/2009
02.2025年卒の内定承諾・辞退に関する実態調査(前編)
キャリアチケットでは、登録している2025年卒業予定の大学生・大学院生252名を対象に、内定承諾・辞退に関する実態調査を実施しました。
就活の早期化の影響を受け、例年よりも早い時期に内定を得ている就活生が多くなっています。それに伴い、内定承諾や内定辞退のタイミングについても就活の早期化の影響を受けている可能性があります。
- 2024年6月末時点で25卒の約9割が既に内定(内々定)を獲得
- 25卒の約半数が、内定承諾後も就活を継続
- 現時点で、入社予定の企業を辞退する可能性は約2割弱
URL:https://careerticket.jp/info/company/
03.人事/総務業務担当者のDX推進状況に関する実態調査
通勤費管理のクラウドサービス「駅すぱあと 通勤費Web」を提供する株式会社ヴァル研究所は、従業員数300名以上の企業(東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫)に勤める人事/総務担当者を対象に、業務効率化におけるDX推進の実態について調査しました。
- 人事総務部でDX化に取り組んでいないのはわずか15%のみ
- 「DXができていない理由」に管理職と一般職で意識の差がある
- DX化に取り組んでいる層では「業務をDX化するべきかの判断基準」が管理職と一般職でほぼ一致
- DX化に取り組んでいる層でも通勤交通費手当業務をDX化できているのは約半数
- 「通勤交通費手当業務」、「労務業務」、「勤怠管理業務」のDX化が業務効率化の第一歩に
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000114785.html
04.ダイレクトリクルーティングサービス市場に関する調査を実施(2024年)
株式会社矢野経済研究所は、国内のダイレクトリクルーティングサービス市場を調査を実施し、中途向けダイレクトリクルーティングサービス市場、新卒向けダイレクトリクルーティングサービス市場の動向や、参入企業動向、将来展望を明らかにしました。
- 2023年度のダイレクトリクルーティングサービス市場規模は前年度比23.2%増の1,074億円
- 生成AIを活用した機能・サービスの開発により、サービスの利便性が向上
URL:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3593
05.2023年度の年間平均有給休暇取得率は75.7%「ジョブカン」が勤怠管理システムの利用実績分析による有給休暇・残業時間などの実態調査を実施
株式会社DONUTSが提供するバックオフィス支援クラウドERPシステム「ジョブカン」は、クラウド型勤怠管理システム『ジョブカン勤怠管理』の勤怠管理データから2023年度(2023年4月1日~2024年3月31日)の打刻実績・有給休暇取得実績を抽出し、企業(※)で働く正社員の「有給休暇」「残業時間」「特別休暇」などに関する集計を実施しました。
※2023年4月1日~2024年3月31日に就労実績のある正社員(アルバイトなどの非正規雇用を除く)がいる企業が対象
URL:https://www.donuts.ne.jp/news/2024/0806_jobcan_analysis/
06.リスキリングの現状や促進のヒントを探る「組織内の学習に関する調査」を実施
人材育成のトレノケート株式会社は、20代~50代のビジネスパーソンを対象に、「組織内の学習に関する調査」を実施しました。
リスキリングの促進のヒントとするため、個人のスキルアップの取組の現状や学習を行うための障害や企業に求める支援などについての調査結果をまとめ、レポートとして公開しました。
スキル向上の意欲やスキルアップの活動に対する障害や所属する企業に望む支援のほか、人材育成の計画を行う立場の回答者に対して研修の現場での課題や悩みについて質問をおこないました。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000100333.html
07.「タイパによるキャリア形成」、40代よりも20代が意識
レバレジーズ株式会社が運営するフリーター・既卒・第二新卒向け就職支援サービス ハタラクティブは、若者のキャリアに関する実態を把握するため、20代と40代の正社員1,335名(20代:563名・40代:772名)を対象に、現在の転職活動に関する実態調査をおこないました。
- 20代の転職顕在層・潜在層の約半数が「タイパによるキャリア形成」を実践
- 現在の転職活動理由、20代の約4割が「ゆるブラックが原因」と回答
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000675.000010591.html
08.PeopleX、エンプロイーサクセスHRプラットフォーム「PeopleWork」正式提供開始
株式会社PeopleXは、エンプロイーサクセスHRプラットフォーム「PeopleWork」を正式に提供開始しました。第一弾は、入社・異動・昇格した社員の即戦力化のためのプラットフォームの提供となります。(※エンプロイーサクセス:企業の持続的な成長のために社員が能力を発揮できるよう支援する概念。)
「PeopleWork」では、入社、異動、昇格時の各フェーズにおいて、「即戦力化」を支援。早期戦力化で、業績貢献までの時間を短縮し、売上向上を実現するとともに、育成業務を自動化し、受け入れコストの削減を達成します。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000139786.html
09.若手正社員に「上司・先輩に気を使ってもらいたくないこと」を調査
企業向けの教育研修事業と若年層向けの就職支援事業を展開する株式会社ジェイックは、就職支援サービスを利用して正社員就職した18歳~35歳の方に対して行った、「上司・先輩に気を使ってもらいたくないこと」に関するアンケート調査の結果を発表しました。(回答者138名、調査日2024年3月29日- 7月3日)
「仕事の中で、上司・先輩に気を使ってもらいたくないこととして当てはまるものをすべて選択してください」と質問したところ、「ミスや間違いの指摘」が73.2%、「上司・先輩目線での成長のための指導」が69.6%、「裁量のある仕事を任せること」が43.5%、「難易度の高い仕事を任せること」が26.8%、「時間外業務の指示」が15.2%、「当てはまるものはない」が10.9%となりました。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000292.000060461.html
10.人事力検定『労務入門』2024年12月よりスタート!人材マネジメントから労務まで人事の基礎知識を体系的におさえる全4検定を開発
人事の意志をカタチにする株式会社壺中天は、人事、経営、管理職、専門家をはじめ、人を生かして成果を上げたいすべての方の“人事力”向上にお役立ていただくことを目的に、昨年「人事力検定」を開発しました。
本検定は、人事経験を問わず広く受検いただき、先月、日本の人事部「HRアワード2024」プロフェッショナル部門 人材開発・育成部門に入賞を果たしました。
現在『人材マネジメント入門』『組織開発入門』『目標管理入門』の3検定を実施しています。
そして、この度「人事力検定『労務入門』」を2024年12月より開始いたします。公式テキストは、2024年8月23日(金)発売の理論と実践100のツボシリーズ第4弾の『図解 労務入門』です。申込期間は2024年11月1日(金)から12月31日(火)、受検期間は2024年12月1日(日)から12月31日(火)で、オンライン受検となります。
URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000124486.html