【2023年8月第2・3週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ |HR NOTE

【2023年8月第2・3週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ| HRNOTE

【2023年8月第2・3週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ

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本日は8月第2・3週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計10本をまとめてご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。

1.調査リリースまとめ

01:バックオフィス業務におけるデジタル化の浸透、希望とは

  • バックオフィス業務を担当する方の中で日々の業務における紙の書類の使用頻度は「毎日使用している」(52.8%)、「週に3~4日ほど使用している」(19.0%)、「週に1~2日ほど使用している」(19.4%)、「全く使用していない」(8.8%)となり、91.2%が「週に1日以上」紙を使用していた。
  • 紙の書類のデジタル化希望については、「全てデジタル化したい(なるべくなら紙で管理したくない)」(19.7%)、「なるべくデジタル化したい」(45.4%)の合計65.1%がデジタル化を希望。
  • ここ数年間におけるテレワークの導入や法改正などにより、60.8%がデジタル化が進みを感じ、更に働き方が柔軟になったかどうかについては「とても思う」(18.4%)、どちらかというと思う」(57.2%)と79.6%が柔軟さを実感。
調査企業:アドビ株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000368.000041087.html

02:若手社員(34歳以下)のスタートアップ企業への転職意識

  • スタートアップ企業への転職について、「積極的に転職したい」(9%)、「条件次第では転職したい」(58%)と67%がスタートアップ企業への転職を前向きに検討しており、中でも現時点でスタートアップ/ベンチャー企業に所属している方にその傾向が見られた。
  • スタートアップに転職したい理由は、「今後のキャリアアップのために多様な経験を積みたいから」(53%)が最も多く、「先進性・革新性のある事業に携わることができると思うから」(41%)、「早く成長できそうなイメージがあるから」(39%)などが挙がった。
  • 一方で転職したくないと回答した方の理由は、「企業の将来性が不安だから」(62%)が最も多く、「労働時間が長そうだから」(41%)、「年収や待遇が下がりそうだから」(40%)などが挙げられた。
調査企業:エン・ジャパン株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000705.000000725.html

03:【職種別・役職別・企業規模別】パーパスの言語化や共感の傾向

  • 「パーパスへどれくらい共感しているか」について、職種別に見ると特に共感度が高かったのは「経営陣」(67%)、「人事部門」(59%)、「キャリア支援」(54%)であった。
  • 企業別の組織パーパスの設定割合は「5,001名以上」(73%)、「3,001~5,000名」(67%)、「~100名」(54%)と比較的企業希望が大きいほど設定率が高かった。
  • 個人のパーパス言語化について、「明確に言語化できている」(33%)、「なんとなく言語化できているが明確ではない」(37%)と70%が言語化できていた。
    また明確に言語化できている人の自社パーパスへの共感割合が72.8%であるのに対し、言語化されていない人の共感割合は40.8%と、言語化できている方の方が約2倍もの共感率があった。
調査企業:一般社団法人プロティアン・キャリア協会
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000056057.html

04:直近1年間で「カスハラ」を受けたことのある担当者は約6割

  • カスハラとは「カスタマーハラスメント」の略称であり、顧客等からの職場環境が害されるレベルの不当要求のこと指す。自社側に落ち度がないにもかかわらず顧客側から非常識な言動を受けることを意味する。
  • 直近1年でのカスハラを受けた実態は「1~5回」(53.1%)、「6~10回」(7.1%)、「11~15回」(1.2%)、「16回以上」(3.1%)と1度でも被害にあったと回答した割合は64.5%であった。
  • 中でも回数の多い業界は「サービス業」「製造業」「金融・保険業」であり、カスハラ相手の年代は40~60代が約8割を占めていた。
調査企業:株式会社エス・ピー・ネットワーク
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000034478.html

05:リスキリングの必要性が高まっている一方で「やらされリスキリング」「報われないリスキリング」が増えている?

  • リスキリングを始めたきっかけとして「不足している知識やスキルの補足」(42.1%)、「新たな知識やスキルへの興味」(37.9%)などの主体的な理由がある一方、「会社(上司・人事)からの要請」(14.9%)、「会社での費用補助」(16.4%)といった声も一定数あることが明らかになった。
  • リスキリングの実施状況については、「設定した目標をクリアした/最後まで受講した」人が81.5%いる中、「途中で断念した」人が18.5%おり、「時間がなくなった」(52.8%)が1番多かったが、「義務感を感じた」「はじめたキッカケが自発的でない」(13,9%)といった「やらされリスキリング」を彷彿とさせる理由もあった。
  • リスキリングに不満を感じた事がある人は8割以上、「給与に繋がらない」(29.0%)、「仕事での活用機会がない」(22.8%)、「人事制度に反映されない」(19.6%)などといった職場環境に問題のある「報われないリスキリング」が存在していた。
調査企業:WHITE株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000029909.html

06:現在の正社員のテレワーク実施率は約2割

  • 2023年7月時点でのテレワーク実施率は22.2%であり、2020年4月以降で最も低い割合となった。
  • コロナウイルス5類感染症移行後(2023年5月8日以降)、テレワークの実施率が下がり、職場の出社者数(正社員)は「増えた」と回答した割合は24.6%。
  • 職種別のテレワーク実施率はWebクリエイティブ職(64.5%)、コンサルタント(61.4%)とPC1台あれば仕事が成立する職ほどテレワーク実施率が高い傾向にあった。
調査企業:株式会社パーソル総合研究所
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000111116.html

07:25新卒のエンジニア就活が例年と比較し更に早期化

  • 25年度卒エンジニア志望学生のうち、2023年6月までに就職活動を開始した学生は66.6%であり、昨年実施した調査の59.3%よりも割合が高くなっていた。
  • サマーインターンシップへの参加意欲に関して、「非常に参加したい」(50%)、「どちらかというと参加したい」(35.8%)と85.8%が参加を希望し、その理由として「業界・企業・職種を理解するため」(73.2%)、「早期での内定獲得を狙うため」(40.8%)、「入社後のミスマッチをなくすため」(31.0%)などが挙げられた。
  • エンジニア志望学生のうち61.1%が、「既に本選考が始まっている企業があれば積極的に受けてみたい」と回答、「早期に内定が欲しいから」「何かしら企業と接点を持っておきたいから」(65.7%)、「企業理解を深めたいから」(63.6%)などの声が挙がった。
調査企業:レバレジーズ株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000591.000010591.html

2.企業取り組み事例まとめ

08:パーソルグループ、個人や職場のウェルビーイング向上を支援する「“はたらくWell-being”創造カンパニー」を推進

  • 同社は東京都市大学 都市生活学部 コミュニティマネジメント研究室の坂倉教授の「おやまちリビングラボ」と共同し「“はたらくWell-being”を体験する対話型ゲーム ‐ いいゆ -」を開発。
  • 本ゲームを通じ、自分と他者の「はたらく幸せ/不幸せ」を体感し、“はたらくWell-being”への理解を深め、職場での実践に結びつけることを狙いとするワークショッププログラムを提供。
  • パーソルグループの“はたらくWell-being”実感向上に向けた取り組みとして、世界約150の国と地域のはたらくWell-beingを調査・可視化し実感向上を目指す「はたらいて、笑おう。」グローバル調査や、情報共有やイベントのご案内などを中心として、参加者同士ではたらくWell-beingに関する知見を深めるFacebookグループ「はたらくWell-being Lab.」などがある。
取り組み企業:パーソルホールディングス株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000799.000016451.html

09:株式会社hint、シリーズ13万部を突破したベストセラー「だかぼく」をベースにした「対話型ラーニング・プログラム」を開発

  • 同社は株式会社コーチェットと株式会社Melonと事業提携し、ベストセラー「だから僕たちは、組織を変えていける」のメソッドを学び、習慣化するための対話型ラーニング・プログラム「だかぼく エニタイム」をリリース。
  • 新しい組織においては「人」のありかたそのものに変化が必要であり、現場からチームをよくする「アジャイル型」の組織変革が求められていることから、「だかぼく」のメソッドを導入したラーニングプログラムを作成。
  • 同社では書籍『だかぼく』に準拠した、社会人向けオンラインゼミ、「hintアカデミー」を開催し、経営学を学ぶ「経営クラス」、チームづくりを学ぶ「リーダークラス」、事業づくりを学ぶ「イノベーションクラス」に分かれており、三ヶ月集中型の新しい組織論、起業論を体得することができる。
取り組み企業:株式会社hint
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000127563.html

3.サービスリリースまとめ

10:freee人事労務、2023年度版の年末調整機能を公開

  • 同社では「従業員にも管理者にもやさしい年末調整」をテーマに、ペーパーレス化対応とユーザーインターフェース(UI)を刷新。
  • 昨年度までは年末調整情報の収集は入力項目分類ごとの進捗を円グラフで表示し、年末調整に関するタスクは[管理者が行うタスク]と[従業員が行うタスク]の2つに分かれていたが、今年度からタスクを年末調整のホーム画面上の一覧で可視化し、タスクごとの進捗状況を直感的にわかりやすい設計へと改良。
  • 年末調整に関する知識がなくても直感的に使えて、”かろやかシンプル”な体験を得られるプロダクト設計になるよう、改善に努めている。
取り組み企業:freee株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001228.000006428.html

今回は、8月第2・3週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスを計10本をご紹介しました。

次回は、8月第4週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスをご紹介します。

HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。この他に、2023年8月第2・3週にリリースされた人事/HRに関する各社のニュース&トピックスがございましたら、こちらまでご連絡いただけますと随時追加してまいります。

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