【2023年5月第3週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ |HR NOTE

【2023年5月第3週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ| HRNOTE

【2023年5月第3週目】人事/HRに関するニュース&トピックスまとめ

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本日は5月第3週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックス計10本をまとめてご紹介します。ぜひ日々の業務にお役立てください。

1.調査リリースまとめ

01:女性役員が抱える悩みとは|「女性役員の実態調査」

  • 役員を初めて引き受ける際にネックになったこととして、「責任の増加」(45.3%)が最も多く、「能力・経験が不足していると感じた」(28.1%)、「仕事の内容をイメージしにくい」(18.8%)と続いた。
  • 今現在役員を担っている理由は、「仕事内容に興味ややりがいを感じて」(59.4%)、「女性活躍に貢献したい」(51.6%)、「経験を積みたい」(48.4%)などが挙げられた。
  • 女性役員を増やすために効果的だと感じることでは、「社内外の女性役員・管理職とのネットワーキングの機会」(50%)、「業務経験の男女格差是正(新規プロジェクトの企画提案、共同プロジェクトのマネジメント、事業戦略全体の策定業務など)」(46.3%)、「柔軟な働き方の実現(フレックスタイム・テレワークなど)」(43.8%)などがあった。
調査企業:株式会社Waris
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000018325.html

02:「転勤なし」求人、5年間で約3倍増、「リモート転勤」の活用も

  • 転勤に関する求人動向では「転勤なし」言及割合は増加傾向にあり、特に直近1年間では正社員求人の15%以上を占めた。
  • 転勤に対するイメージ調査では、20~50代の55.9%が良くも悪くも感じていないものの、わずかに悪いイメージを持っている人の割合の方が多く、25.9%であった。
  • 直近の転勤実態では、遠方への転勤経験者のうち、18.6%が「リモート転勤」(リモートワーク等の活用により引っ越しをせずに転勤)をしていることが明らかになった。
調査企業:Indeed Japan株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000028842.html

03:2024年卒の就活生、9割がインターンシップ参加企業にエントリー

  • 2023年3月時点での学内(合同)企業説明会への参加状況は、「参加しない」が最も多く文系49%、理系55%といずれも約半数が参加していなかった。
  • インターンシップに参加した企業の採用選考にエントリー状況は、文系・理系ともに「半数以上の企業にエントリーした(する予定)」が最も多く、(理系44%、文系45%)、1社もエントリーするつもりはないと回答した割合は1割未満であった。
  • 2023年3月時点で既に内定(内々定)を受けた企業への応募の経由先は、逆求人サイトオファーサイトを抜いてインターンシップ経由の割合が高く、1社と回答した人のうち46%がインターンシップ経由であった。
調査企業:ProFuture株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000041222.html

04:人手不足の解消対応1位は「賃上げ」、働きやすい環境や定年延長も関係

  • 人手が不足していない要因として最も多かったのは「賃金や賞与の引き上げ」(51.7%)、「働きやすい環境づくり」(35.0%)、「定年延長やシニアの再雇用」(31.2%)が続いた。
  • 反対に人手が不足している要因は「条件に見合った人材から応募がない」(54.6%)が最も多く、「業界の人気がない」(45.4%)、「企業の知名度が低い」(42.2%)なども挙げられた。
  • 業界別に比較すると、「業界人気のなさ」「労働環境が厳しいと受け止められる」の項目で60%前後を記録した業界は、「建設業」と「運輸・倉庫業」であった。
調査企業:株式会社帝国データバンク
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000660.000043465.html

05:20代対象の中途採用面接では「人柄・社風との相性」を重視

  • 20代の中途採用において、書類選考では「経験職種」を最も重視しており69.8%と7割近くに上り、次いで「転職理由」(48.2%)、「転職回数」(48.0%)、「経験業種」(44.7%)などであった。
  • 面接の際に見ているポイントで最も高かったのは「人柄・社風との相性」(86.2%)、他には「経験してきた業務内容・実績」(60.8%)、「転職理由」(55.3%)、「志望動機」(49.4%)と続いた。
調査企業:株式会社学情
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001051.000013485.html

06:派遣経験者の「希望の働き方」とは

  • 探している仕事の派遣期間として「1年以上」と回答する割合が最も多く59%と半数以上であった。
  • 勤務時間は年代でばらつきがあり、20代以下と50代以上は「フルタイム・1日実働7時間未満」を希望する割合が最も高く(20代以下45%、50代以上55%)、30代・40代の約半数は「パートタイム」を希望する割合が最も高かった。
  • 働き方として「メインのお仕事」として探している割合は78%、「副業・ダブルワーク」として探している割合は38%であった。
調査企業:エン・ジャパン株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000653.000000725.html

07:建設業界のDX意識調査|現場代理人の約7割が将来に不安視

  • 建設業界従事者の63.4%、現場監督・所長(現場代理人)の65.5%がデジタル化未対応による将来の仕事の不安が「ある」と回答。
  • 職種別に見ると「設計」(68.9%)、「現場監督・所長(現場代理人)」(65.5%)、「購買・調達」(64.2%)と続いた。
  • 現場監督・所長から見たデジタル化による生産性向上、業務効率化が遅れていると思う業務プロセスは、1位「施工・専門工事」(41.2%)、2位「施工管理」(31.5%)、3位「営業」(24.3%)であった。
調査企業:野原ホールディングス株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000181.000019866.html

2.企業取り組み事例まとめ

08:かっこ株式会社、居住制限を設けないフルリモートの「フレキシブルワーク制度」開始

  • 同社では以前から段階的に働きやすい職場づくりに取り組んでおり、今回は「フルフレックス制度」、「テレワーク制度」、「遠隔地居住制度」を総称した、「フレキシブルワーク制度」の導入を開始。
  • 具体的には、2018年から導入していた11:00-16:00のコアタイムを撤廃、週1回までの回数制限を設けていたテレワークから完全テレワークへの移行、2023年2月から、居住地の制限をなくし、日本全国から勤務を可能とする遠隔地居住制度の導入である。
取り組み企業:かっこ株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000009799.html

09:学校法人日本ホテル学院、夜間部学生の修学を支援する「プリンスホテル修学サポート制度」を開始

  • 学校法人日本ホテル学院が経営する専門学校日本ホテルスクールでは、2023年度より「プリンスホテル修学サポート制度」を開始。
  • この制度はプリンスホテルと連携し、夜間部に通う学生に対して学業と仕事を両立した進学の実現、卒業後のホテル業界への就職を支援するものとなっている。
取り組み企業:学校法人日本ホテル学院
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000038393.html

3.サービスリリースまとめ

10:バトルクライ株式会社、中卒・高卒限定の就活エージェントサービス「カブキモノキャリア」をリリース

  • 同社は「個性を採用する時代をつくる。」をビジョンに掲げ、若い × 熱い × 想いの3つを柱とした採用戦略で、日本の中小企業の採用課題を解決するサービスを展開。

  • 「カブキモノキャリア」はZ世代の非大学卒にフォーカスを当てた就職支援サービスとなっている。
  • 同サービスでは求人広告の掲載や人材の紹介以外にも、採用を成功させるうえで本質的な採用ブランドの構築や人事戦略の構築までサポートを提供している。
取り組み企業:バトルクライ株式会社
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000118639.html

今回は、5月第3週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスを計10本をご紹介しました。

次回は、5月第4週に発表された人事/HRに関する各社のニュース&トピックスをご紹介します。

HR NOTE編集部による独自のリサーチとなります。この他に、2023年5月第3週にリリースされた人事/HRに関する各社のニュース&トピックスがございましたら、こちらまでご連絡いただけますと随時追加してまいります。

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