面接官の「神対応」と「塩対応」|候補者だって見ている |HR NOTE

面接官の「神対応」と「塩対応」|候補者だって見ている |HR NOTE

面接官の「神対応」と「塩対応」|候補者だって見ている

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こんにちは!編集長の根本です。

面接官の対応によって、候補者の方の志望度が変わるケースがあります。
せっかく自社にマッチして活躍してくれそうな候補者の方がいても、不快に感じさせる一言や態度で他社に行ってしまう、なんてこともあるかもしれません。

候補者の方も、面接官のことをとても良く見ています

そこで今回は、悪い印象の面接官・良い印象の面接官はどのような行動をしているか、塩対応・神対応というくくりに分けて調べてみました
みなさんも自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。

面接官の塩対応事例

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候補者に興味がないのか、スマホをいじる

その他、目を合わせない、頻繁に時計を見る、資料に目を通しもしないなど、候補者の方が一生懸命話をしているのに、明らかに話を聞いていない雰囲気を出している。

偉そうな態度をとる

ふんぞり返って座っていたり、高圧的な態度や物言い、一方的なダメ出しなど、一緒に働きたくないと思わせてしまう。
「圧迫面接?」と疑うくらいの空気感を醸し出している。

面接開始が大幅に遅れる

説明会の開始時間が遅れたり終了時間が大幅に延びたり、面接の時間に遅れたりしてもお詫びの一言もない。
候補者の方は、「大丈夫です」と言ってくれているものの、内心は不満を抱えている可能性あり。

否定的な言動ばかりでうんざり

自身のキャリアや考えを面と向かって否定する、自社の社員の文句を言う、同業他社を批判するような発言など、ネガティブな発言を連発し、候補者のモチベーションを地の底にまで導く。

別の仕事を優先していることが見えてしまう

パソコンばかり見ていてこっちを見ていない、面接中に電話に出る、途中で頻繁に退室するといった行為をすることで、「この人は面接をする気がない」と思われてしまう。

個人的な質問はセクハラに当たる?

彼氏はいるのか、結婚の予定はあるのかなど、仕事とは関係のない個人的な質問が多いと不快感を感じさせてしまう。
質問内容によっては、セクハラと思われてしまうこともある。難しい時代になってきている。

あまりにも短すぎる面接

時間をかけてしっかりと準備をして、交通費が発生し、移動時間も何十分とかけて臨んだ面接が、5分~10分と短時間で終了。
「短時間で何がわかるんだ」と合否に関わらず、候補者の方の不満が募ってしまう。

曖昧な返答でごまかす

求職者の方にとって給与など条件、その他の懸念点についての確認は、面接ではっきりとさせておきたい部分にも関わらず、不都合な部分は曖昧な回答でごまかしてしまう。
辞退につながる可能性もあるし、仮にそれで入社しても、早期退職につながってしまう可能性が高い。

候補者も面接官の身なりを見ている

面接官や人事担当者の服装がだらしないと不信感を与えることにつながる。
カジュアルな服装がOKの会社でも、清潔感のある印象を与えられないとマイナスになる。

タバコを吸う

滅多にないレアケースで、タバコを吸いながら面接をされたという話も。

面接官の神対応事例

握手

誠実な対応をしてくれて感動した

「しっかり目を見て話をしてくれた」、「丁寧な挨拶をしてくれた」、「終始笑顔で話してくれた」「相槌を打ってくれたり、うなずいてくれた」などがあげられるように礼儀正しく誠実な態度はそれだけで好印象につながる。

事前に応募関連の書類を読み込んでくれていた

候補者の方の数が多い場合など、履歴書やエントリーシートをきちんと読み込んでいる面接官は多くない。
しっかりと事前準備をして面接に臨んでくれる面接官だと、自分を尊重してくれ、しっかりと時間を割いてくれているという印象を持つ。

緊張をほぐそうとしてくれた

堅苦しい面接という雰囲気でなく、仕事と関係ない話を盛り込むなど、候補者の方が話しやすくなるように配慮をすると、コミュニケーションも円滑になり本音を引き出しやすくなる。

面接後にフィードバックをくれた

面接後に合否に関わらず、何が良くて何が良くなかったのか、自社の選考に関係なく、面接のフィードバックを親身に行う面接官の姿に感動を覚える候補者の方は多いはず。

ただの面接で終わらない

面接中に候補者の方の将来に関する具体的なアドバイスや興味深い話を出すことで、採用不採用に関わらず有意義な時間を過ごせたと候補者の方に感じてもらえる。

自社の良いところも悪いところも伝える

候補者の方の懸念点などに対し、良いところも悪いところも伝え、具体的に業務内容のイメージを持ってもらえると、入社後のミスマッチが防げる。逆に悪いところを伝えることで候補者の方の信頼につながる。

面接官の熱意に打たれた

面接者の仕事に対する熱意や将来のビジョンが魅力的で、松岡修造氏のような熱血面接官であれば、候補者の方もその熱意に惹きこまれ、「この会社で一緒に働きたいと」感じてもらえる。

最後に

めもとぺん

いかがでしたでしょうか。

塩対応、神対応、皆さんは、自分にあてはまる部分はありましたでしょうか?

悪い印象を改善しても、=良い印象となるわけではありません。あくまでも当たり前の水準になるだけです。
「あの人と一緒に働きたい」と良い印象を与えるためには、候補者の想定以上の対応が求められることでしょう。

是非、上記を心がけてみてはいかがでしょうか。

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