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再就職支援サービスは人と企業を幸せにする【5つの人材会社も紹介】

少子高齢化にともない企業の人手不足が深刻化する中で、海外人材の活用や働き方の多様化、生産性向上などの取り組みが進んでいます。

同時に、中途採用・転職の市場も拡大しており、企業は人手不足の中で、事業承継や企業価値向上の担い手となる中核人材を求めていることがわかります。

転職希望者にはさまざまな業界・職種の経験者がおり、多くの求職者の中から企業は求める人材を見つけ出さなければなりません。「再就職支援サービス」は「求職者」と「求人企業」をマッチングさせることで、企業の課題を解決します。

本記事では、再就職支援サービスの内容とメリットを解説し、実際に提供している人材会社をご紹介します。

1|再就職支援サービスとは

再就職支援サービスとは、事業規模の縮小等により、離職を余儀なくされる労働者に対して再就職支援をおこなうサービスです。

具体的には、サービスを提供する人材会社が、求人情報の中から再就職希望者にあった企業を紹介し、キャリアカウンセリングやセミナーをおこなうことで内定までサポートするという内容です。

職務経験が豊富な人材と出会うチャンスを高めるサービスですが、この内容を知らない人事担当者は実は多く存在します。

1-1|ビジネスモデル

再就職支援サービスは、再就職希望者とその人の出身企業、そして人材を募集する企業の3つと接点を持ちます。

従業員の早期退職を希望する企業は、再就職支援サービスを提供する人材会社に委託費用を払い、従業員の次の働き先を代わりに決めてもらいます。

再就職希望者はサービスに登録することで、自分にあった企業があった場合に紹介してもらうことができます。

一方で、人材を募集する企業は人材会社に求人情報を公開し、欲しい人材がいれば紹介してもらうことができます。この場合の紹介手数料は発生しません。

1-2|人材紹介サービスとの違い

企業と求職者をマッチングさせるという点で、再就職支援サービスと人材紹介サービスは混同されがちです。しかし厳密には2つのサービスは、ビジネスモデルが異なります。

人材紹介サービスのビジネスモデル

人材紹介サービスも、人材会社が提供するサービスのひとつです。人材会社は、求人の依頼を受けた企業に対し、登録者の中から採用条件に合った人材をマッチングし、求人企業に紹介します。

人材会社が人材紹介サービスを提供する目的は、「人が足らずに困っている企業」に対して人材会社が「求職者を紹介」することで企業の人手不足を解消することです。

採用に成功した企業は、人材会社に対して成果報酬を支払います。このビジネスモデルで人材会社が関わるのは、求職者と企業の2者になります。

一方で、再就職支援サービスは、「労働力を減らしたい企業」が人材会社に対して「委託」することで、従業員の将来を保証することが目的です。

そのため、企業は人材会社に対して委託費用を支払います。再就職支援のビジネスモデルの場合、人材会社が関わるのは3者ということになります。

2|再就職支援サービスのメリット

再就職支援サービスでは、「労働力を減らしたい企業」と「再就職したい早期退職者」、そして「人材が欲しい企業」の3つの利用者が存在します。

再就職支援サービスを利用することで、それぞれの利用者にとってメリットがありますが、今回は「人材が欲しい企業」が得られるメリットについて詳しくご説明いたします。

2-1|高い専門性を身に着けた即戦力人材を採用できる

再就職希望者の方々は、長年の勤務で経験、能力、知識、技術、技能が蓄積されています。また、高い専門性と共に組織人・社会人として豊かな経験を持っている人材であるため、安定したパフォーマンスを出す人材として組織に貢献することでしょう。

たとえば、管理職経験者は、組織力を活かして事業向上に貢献できる可能性があります。転職先の生産管理・製造管理部門で即戦力として活躍することが期待できます。専門職経験者は、専門性の高い知識・資格・経験を活かして、経理・研究開発部門での活躍が見込まれます。

2-2|人材会社のフォローが手厚い

早期退職制度などは、ベテランの人事担当者でもわからないことや不安が多い領域です。早い段階からプロのアドバイスを受けてプロジェクトを進めることで、労力の負担軽減や社員の納得度の上昇につながります。

再就職希望者に対しておこなう支援制度や教育体制を豊富に用意している人材会社は多くあります。支援制度や教育体制には、キャリアカウンセリングやセミナー、資格勉強会などがあります。

このような支援制度があることで、再就職希望者は転職先でのギャップを埋めることができ、転職先の企業にとっても採用後にトラブルが起きるのを防ぐことができます。

2-2|紹介料が無料

転職先企業に対して人材の紹介料が発生しない点は、再就職支援サービスの大きな特徴の1つです。人材紹介サービスや転職情報サイトのように,転職先の企業(求人を出す側)から成功報酬や広告料を受け取るものではないためです。

人材が欲しい企業にとって、費用をかけずに集めることができるのはメリットだといえます。

3|人材会社が提供する再就職支援サービスをご紹介

再就職支援サービスをおこなっている人材会社はいくつかあります。今回は、その中でも多くの求職者が利用しているサービスを5つご紹介します。

3-1
キャリア人材紹介サービス
パーソルキャリアコンサルティング株式会社

サービスの特徴
  • キャリア人材の出身業界は「メーカー」が7割
  • キャリア人材の経験職種は「管理・企画・事務職」がもっとも多い
  • 「新しい事業を始めたい」「組織を強化したい」など、求人企業のさまざまな希望や悩みに応えるコンサルティングを実施
提供会社:パーソルキャリアコンサルティング株式会社
サービスページURL:https://www.persol-cc.co.jp/personnel/

3-2
再就職支援サービス
株式会社リクルートキャリアコンサルティング

サービスの特徴
  • 47都道府県を網羅する求人開拓スタッフが地域密着型のサポートを提供
  • 求人企業から得た求人情報は、サービスを利用している求職者だけが閲覧できるため、情報の秘匿性がある
  • 求人申込や人材のご紹介、採用活動のサポートにかかる費用は一切無料
提供会社:株式会社リクルートキャリアコンサルティング
サービスページURL:http://www.recruit-cc.co.jp/saiyo/

3-3
パソナキャリア キャリア支援サービス
株式会社パソナ

サービスの特徴
  • パソナを通じて転職した方の満足度は96.8%であり、転職後の定着率が高い
  • コンサルタントが普段から様々な地元企業に密着し、細かくヒアリングをおこなっている
  • 「賢索くん」、「人材リスト検索システム」の2つのシステムを使った方法で採用したい人材のリクエストができる
提供会社:株式会社パソナ
サービスページURL:https://www.pasonacareer.com/joboffer/

3-4
再就職支援
マンパワーグループ株式会社

サービスの特徴
  • 日本では2,500社以上の企業、55,000名以上の転職者がサービスを活用している
  • プロジェクト決定前から、転職者全員の進路決定まで、専門的なアドバイスがもらえる
  • 専門家による丁寧なキャリアカウンセリングにより、進路決定後の6カ月以上定着率は97%と高いマッチングを実現

提供会社:マンパワーグループ株式会社
サービスページURL:https://www.manpowergroup.jp/client/serve/re-employ-assistance/

3-5
東京仕事センター
公益財団法人東京しごと財団

サービスの特徴
  • 大手・中堅企業等を退職したシニア層を対象に「シニア中小企業サポート人材プログラム」を実施
  • 「シニア中小企業サポート人材プログラム」修了生の「人材情報」を提供
  • 東京都内に事業所を持つ、従業員300名以下の中小企業に対しセミナーを実施
提供会社:公益財団法人東京しごと財団
サービスページURL:https://www.tokyoshigoto.jp/jigyousyo/

4|さいごに

いかがでしたでしょうか。再就職支援サービスは、「再就職したい求職者」と「求職者の出身企業」、そして「即戦力人材が欲しい企業」の3方の幸せを実現するサービスです。

すべての人が自分の働きやすい社会になることが一番の理想ですが、うまくいかないのが現状です。

一方で、「採用課題に対して何からどうすれば良いのかがよくわからない」という方は一度、採用領域において専門的な知識と提案力を持つ人材会社に相談し、「そもそも本当に欲しい人材はどういった人材なのかから考えなおしてみるのも良いかもしれません。

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